天庵式相性指数とは?5軸で読む相性スコアの見方
天庵式相性指数は、西洋占星術の考え方をもとに、二人の相性を100点満点・5つの軸で読み解く天庵オリジナルの指標です。点数の出し方には、星座の組み合わせだけで出す簡易版と、お二人の生年月日から出す個別版の2種類があります(くわしくは「5つの評価軸」の章)。 ただし、このページの主役は「何点か」ではありません。大切なのは、なぜその点数になるのかを5つの軸から立体的に読むことです。
相性記事を読む前にこのページを通しておくと、各記事で示されるスコアの背景が見えやすくなります。 「高いから良い」「低いから悪い」で終わらせず、2人の関係のどこが噛み合い、どこにズレが出やすいのかを理解するための土台として使ってください。
まず見ておきたい関連ページ
このページでは、天庵の相性記事に出てくる点数の出し方と読み方を説明しています。先に全体をつかんでから、それぞれの相性記事や星座ページへ進むと読みやすくなります。
天庵式相性指数の基本
天庵式相性指数には、3つの固定ルールがあります。ひとつ目は100点満点であること。ふたつ目は5軸固定であること。 そして三つ目が、40点未満は原則つけないというルールです。
100点満点
相性を感覚でぼかさず、毎回同じスケールで比較できるようにしています。
5軸固定
記事ごとに採点基準が変わらないため、「今回は何を見たのか」が曖昧になりません。
下限40点
相性を否定するための指標ではなく、向き合い方を考えるための指標として使う設計です。
読むべきは合計点ではなく、5軸の凸凹です。
高得点でも一部の軸にズレがあれば長期では課題になります。逆に、総合点が控えめでもズレの場所が見えれば、関係を育てるヒントになります。
「どこで噛み合い、どこでズレるのか」を読む。
それが天庵式相性指数の核心です。
なぜ天庵は点数だけで終わらせないのか
占いサイトで「○○点」とだけ出されても、根拠が見えなければ読み手にはブラックボックスです。 天庵が重視しているのは、点数の結果そのものより、そこへ至る採点プロセスの透明性です。
点数だけで読むと起きやすい誤解
- 高得点なら必ずうまくいくと思い込みやすい
- 低めだと「相性が悪い」と短絡しやすい
- どこを意識すれば良いか見えない
構造で読むと見えてくること
- 感情面と会話面のズレを分けて考えられる
- 惹かれ合う理由と続けにくさを同時に読める
- 関係を育てる具体的なヒントが見つかる
天庵では、占いを「断定の道具」ではなく「理解の地図」として使います。 星は答えそのものではなく、傾向を示すもの。最終的に関係をどう育てるかは、本人の選択がもっとも重要です。
5つの評価軸
天庵式相性指数は、以下の5軸で相性を読みます。各軸20点満点、合計100点です。5軸の名前と順番、点数の表は、どの記事でも変えません。
簡易版と個別版の違い
5軸の点数の表は共通です。違うのは、軸ごとに「どの星を見るか」です。
| 簡易版 | 個別版 | |
|---|---|---|
| 使うもの | 二人の太陽星座(誕生日で決まる、いわゆる「〇〇座」)の組み合わせ | お二人の生年月日から計算した、太陽・月・水星・金星・火星の星座 |
| 使っているページ | 一般の相性記事、相性一覧の相性表、無料診断の「星座で選ぶ」 | 芸能人の相性記事、無料診断の「生年月日で診断」、AI相性鑑定(準備中) |
| 同じ星座の組み合わせなら | 誰でも同じ点数 | お二人ごとに点数が変わる |
出生時刻(生まれた時刻)は、点数の計算そのものには使いません。無料診断の「生年月日で診断」では任意で入力でき、生まれた日のうちに月などの星座が変わる方の星座を1つに決めるためだけに使います。アセンダント(生まれた瞬間に東の地平線にあった星座)やハウスは、どちらの版でも点数に入っていません。二人の中間点で作るコンポジットチャートも、点数には使っていません。
点数の上限と総合点
目盛りは各軸20点・合計100点ですが、出生時刻を使わない簡易版と個別版では、各軸を19点までにしています。総合点は、5軸の点数を足したものです。
簡易版:総合点は5軸の合計そのもので、内訳と総合点は必ず一致します。78組の総合点は67〜88点で、89点を超える組はありません。
個別版:総合点も5軸の合計で、内訳と総合点は必ず一致します。5軸の合計が90点以上になる組み合わせでは、点数のいちばん高い軸から1点ずつ下げて、合計を89点にそろえます。星の組み合わせによってまれに起こり、試算ではおよそ1,300組に1組です。
90〜100点(奇跡の配置)は、出生時刻まで使って星の配置全体を読む鑑定のための帯です。いまの簡易版・個別版では、この帯の点数は出ません。
芸能人の相性記事は個別版が基本です。ただし、星座の組み合わせで出した点数(簡易版)や、お二人のプロフィールをもとに読んだ参考の点数を使っている記事もあります。どの出し方かは、それぞれの記事に書いています。
太陽星座の調和
太陽星座は、その人の基本的な方向性を示します。エレメント(火・地・風・水)やクオリティ(活動宮・固定宮・柔軟宮)の組み合わせから、 2人の「進み方」が自然に噛み合うかを読みます。
たとえば火と風はエネルギーの方向が近く、勢いよく前へ進みやすい関係です。一方で火と水は、魅力がある反面、ペースや反応が噛み合いにくいことがあります。
簡易版・個別版:どちらも二人の太陽星座どうしで見ます。星座の変わり目の日に生まれた方は、生まれた時刻によって太陽星座がとなりの星座になることがあります。
月星座の共鳴
月星座は、感情の反応パターンや安心感の作り方を表します。太陽が「表の顔」なら、月は「素の顔」に近い領域です。
この軸では、2人の気持ちの動き方や安心のしかたが通い合いやすいかを見ます。
簡易版:実際の月星座は使いません。二人の太陽星座の組み合わせ(エレメントの関係など)から見た「気持ちの通い方」の目安です。同じ星座の組み合わせでも、実際の感じ方は人によって違います。
個別版:お二人それぞれの実際の月星座どうしで見ます。月は平均約2.3日で次の星座へ移るため、生まれた日のうちに月の星座が変わる方もいます。出生時刻が分からずその日に月の星座が変わる場合、芸能人の記事ではこの軸を簡易版と同じ太陽星座の組み合わせから出し、その旨を記事に書いています。月星座どうし78組の点数は、月星座の相性の表で見られます。
月星座や関連用語の意味を先に確認したい方は、用語集から読むと理解しやすくなります。
金星-火星の引力
金星は「惹かれ方」、火星は「情熱の向け方」を象徴します。恋愛の温度感や、相手に引き寄せられる力の強さを読む軸です。
ここが調和していると、好きになり方や距離の詰め方が自然に合いやすくなります。逆にズレると、「惹かれるのに噛み合わない」という温度差が出やすくなります。
簡易版:二人の太陽星座の組み合わせから見た、惹かれ方の目安です(実際の金星・火星の位置は使いません)。
個別版:「Aさんの金星とBさんの火星」「Bさんの金星とAさんの火星」の2つの組み合わせを見て、平均します。惹かれる力は片方だけでは決まらないためです。金星と火星の星座の組み合わせごとの点数は、金星星座でわかる恋愛傾向の表にまとめています。
コミュニケーション適合
水星は、情報の処理の仕方や言葉の選び方を司ります。会話のテンポ、論点の合わせ方、伝え方の相性を見る軸です。
話しやすさは関係全体の体感を大きく左右します。恋愛だけでなく、友人関係や仕事上の相性でも影響が大きいポイントです。
簡易版:二人の太陽星座の組み合わせから見た、話し方・考え方の目安です(実際の水星の位置は使いません)。
個別版:お二人それぞれの水星の星座どうしで見ます。
長期安定度
この軸では、関係を長く続けやすいか、暮らしの形をつくりやすいかを見ます。時間がたつほど信頼が深まりやすいのか、それとも続け方に工夫が必要なのかを読む軸です。
簡易版:二人の太陽星座のエレメントの組み合わせと、星座ごとの続け方の傾向(たとえば蟹座は身内と暮らしを守り続ける、など)から見た目安です。
個別版:「太陽星座どうし」と「月星座どうし」の2つを見て、平均します。生き方の向きと、暮らしの中の安心の両方が、続けやすさにつながると考えるためです。
1組の計算例|牡牛座×乙女座の88点
簡易版の点数がどう決まるのかを、1組で見てみます。例は、78組の最高点の一つ、牡牛座と乙女座の相性の88点です。
まず、二人の星座がいくつ離れているかを数えます。牡牛座から乙女座までは4つ離れていて、120度の組です。エレメントは二人とも地です。
| 軸 | 見たこと | 点 |
|---|---|---|
| 太陽星座の調和 | 120度で同じエレメント。進み方がそろいやすい | 18点 |
| 月星座の共鳴 | 同じエレメントで、安心の形が近い | 17点 |
| 金星-火星の引力 | 120度の17点から、地どうしの1点を引く(熱がゆっくり育つ) | 16点 |
| コミュニケーション適合 | 筋道を立てて話す地どうしで、話が通じやすい | 18点 |
| 長期安定度 | 地どうしの土台に、変えずに続ける牡牛座の1点を足す | 19点 |
| 合計 | 5つの軸を足す | 88点(黄金バランス) |
どの組も、同じ表と同じ足し引きで出しています。角度とエレメントで出発点を決め、星座ごとの特徴で少しだけ足し引きする形です。各軸は19点までで、長期安定度の19点はその上限です。
個別版は、同じ表をお二人の月・水星・金星・火星の星座にも当てはめます。考え方は、シナストリーで二人の図を重ねる読み方に近いものです。
点数の読み方
天庵式相性指数は、点数の高低だけを見るものではありません。下のスコア帯はあくまで目安であり、本当に大事なのは「どの軸が高く、どの軸にズレがあるか」です。
| スコア帯 | ラベル | 読み方 |
|---|---|---|
| 90〜100点 (簡易版・個別版では出ません) |
奇跡の配置 | 星が「出会うべくして出会った」と示す稀有な配置。 |
| 75〜89点 | 黄金バランス | 互いの弱点を補い合いやすい、理想的な関係性。 |
| 60〜74点 | 成長型カップル | 課題はあるが、乗り越えるたびに絆が深まりやすい配置。 |
| 45〜59点 | 試練と変容の配置 | 簡単ではないが、この関係が人を成長させることも多い配置。 |
| 40〜44点 | 挑戦的な星回り | 向き合い方に意識が必要な、緊張感のある配置。 |
40点未満は原則つけません。
理由は、相性を人格否定や関係否定に変えてしまわないためです。天庵の目的は「ダメ出し」ではなく、
構造を理解して向き合い方を考える材料を渡すことにあります。
78組の実際の点数|簡易版の分布
12星座の組み合わせは、同じ星座どうしを含めて78組あります。一般の相性記事と12星座の相性一覧で使っている簡易版の点数を、帯ごとに数えると次のようになります(2026年10月時点)。
| 帯(75点以上が黄金バランス、60〜74点が成長型カップル) | 組の数 | 点数の幅 | いちばん端の組 |
|---|---|---|---|
| 黄金バランス | 42組 | 76〜88点 | 88点:牡牛座×乙女座、牡牛座×山羊座、双子座×天秤座、双子座×水瓶座、蟹座×蠍座の5組 |
| 成長型カップル | 36組 | 67〜74点 | 67点:双子座×乙女座、双子座×魚座、乙女座×水瓶座、天秤座×山羊座、天秤座×魚座、蠍座×水瓶座、射手座×魚座、山羊座×水瓶座、水瓶座×魚座の9組 |
| 奇跡の配置・試練と変容の配置・挑戦的な星回り | 0組 | — | 簡易版では、これらの帯の点数は出ない作りです |
78組の平均は76.9点、真ん中の値は79点です。いちばん高い組と低い組の差は21点で、相性の良し悪しを大きく決めつけない幅に収まるようにしています。78組を1位から78位まで並べた表は、相性のいい星座の組み合わせランキングにあります。
軸ごとの最低点・最高点
| 軸 | 最低 | 最高 | 78組の平均 | 最高点の組 |
|---|---|---|---|---|
| 太陽星座の調和 | 12点 | 19点 | 15.0点 | 双子座×水瓶座の1組 |
| 月星座の共鳴 | 11点 | 19点 | 14.7点 | 蟹座×蠍座の1組 |
| 金星-火星の引力 | 12点 | 18点 | 16.1点 | 牡羊座×天秤座、牡牛座×蠍座、双子座×獅子座、獅子座×射手座、蠍座×魚座の5組 |
| コミュニケーション適合 | 11点 | 19点 | 15.0点 | 牡羊座×双子座と、双子座・天秤座・水瓶座の風の星座どうしの計7組 |
| 長期安定度 | 14点 | 19点 | 16.1点 | 牡牛座同士、牡牛座×蟹座、牡牛座×乙女座、牡牛座×山羊座、蟹座×蠍座の5組 |
最高点と最低点の開きがいちばん大きいのは、月星座の共鳴とコミュニケーション適合(どちらも8点差)です。組み合わせによる違いが出やすいのは、気持ちの通い方と話し方だといえます。反対に、長期安定度は14〜19点と開きが小さく、どの組にも続けていく土台がある、という天庵の考え方がそのまま数字に表れています。
エレメントと角度で見た平均点
| 二人の組み合わせ | 組の数 | 平均点 | 点数の幅 |
|---|---|---|---|
| 風×風 | 6組 | 86.2点 | 84〜88点 |
| 地×地 | 6組 | 85.7点 | 84〜88点 |
| 水×水 | 6組 | 84.7点 | 82〜88点 |
| 火×風 | 9組 | 82.1点 | 78〜86点 |
| 火×火 | 6組 | 82.0点 | 81〜83点 |
| 地×水 | 9組 | 81.3点 | 76〜85点 |
| 火×水 | 9組 | 70.8点 | 67〜74点 |
| 火×地 | 9組 | 69.6点 | 68〜71点 |
| 地×風 | 9組 | 68.3点 | 67〜73点 |
| 風×水 | 9組 | 68.3点 | 67〜71点 |
同じエレメントどうしと、火と風・地と水のように性質の近いエレメントの組は、平均が80点を超えます。性質の離れた組は60点台後半に集まりますが、どれも「成長型カップル」の帯の中です。星座どうしの角度で見ると、平均がいちばん高いのは120度(トライン)の12組で85.8点、いちばん低いのは90度(スクエア)の12組で68.2点でした。60度の12組は83.2点、150度と30度の24組は70点前後です(セクスタイルとは・クインカンクスとは)。点数の差は、相性の良し悪しというより、ずれが出やすい場所の数の違いとして読んでください。
同じ星座の組み合わせなら、一般の相性記事・相性表・無料診断のどこで見ても同じ点数です。点数は組ごとに一覧にまとめて管理していて、一度公開した組の点数を記事ごとに変えることはしません。
この点数や集計を引用・転載される場合は、出典として「天庵式相性指数(天庵 https://tenan.net/compatibility-score/)」と記載し、リンクをお願いします。点数の意味は帯の説明とあわせてご紹介ください。
レーダーチャートの見方
天庵の相性記事では、5軸のバランスを5角形のレーダーチャートで可視化しています。下の画像は、その読み方をつかむためのサンプルです。
レーダーチャートは「良い形・悪い形」で見るものではありません。 2人の関係の特徴を、一目でつかむための地図として使ってください。
免責事項と読み方の注意点
相性を断定するものではありません
天庵式相性指数は、西洋占星術の要素を独自に数値化した指標です。実際の人間関係や相性を断定するものではなく、あくまで傾向を読み解くための道具です。
最終的に重要なのは本人の選択です
星は可能性やパターンを示しますが、関係をどう育てるかは本人たちの行動に左右されます。占いに依存するためではなく、理解を深めるために使ってください。
出生時刻が不明な場合
天庵式相性指数は、アセンダントやハウスを点数に入れていません。出生時刻は、生まれた日のうちに月などの星座が変わる方の星座を決めるときだけ使います。時刻が分からない場合、月星座の共鳴は太陽星座の組み合わせから出します(芸能人の記事ではその旨を記事内に書き、無料診断では結果の下に表示します)。自分の月星座が1つに決まるかは、月星座の調べ方で確かめられます。
低スコアでも意味は一つではありません
低めの点数は「付き合えない」という意味ではなく、意識すべきポイントが多いというサインです。課題が見えるぶん、向き合い方を工夫しやすいとも言えます。
実際の記事ではどう使われるか
天庵式相性指数は、一般の相性記事と芸能人相性記事の両方で使われます。5軸と点数の表は同じで、違うのは軸ごとに見る星です。
一般の相性記事での使い方
2つの星座の組み合わせについて、5軸ごとの内訳と総合点を出し、それぞれの根拠を解説します。 どこが強みで、どこにズレがあるのかを記事内で毎回読み解いていきます。点数は、星座の組み合わせだけで出す簡易版です。相性一覧の相性表と、無料診断の「星座で選ぶ」も同じ簡易版の点数です(無料診断の「生年月日で診断」は個別版のため、点数が違うことがあります)。
組み合わせを一覧から探したい方は、相性一覧から進めます。
芸能人相性記事での使い方
話題のカップルや共演者も、同じ5軸で読みます。公式の生年月日から星の位置を計算する個別版が基本のため、同じ星座の組み合わせの一般記事と点数が違うことがあります。違う理由は、それぞれの記事に書いています。
話題のペアを横断して読みたい方は、芸能人相性一覧も活用できます。
次に読むべき記事
このページで採点の考え方がつかめたら、次は実際の相性記事で「5軸がどう使われているか」を見ていくと理解が一気に立体化します。
よくある質問
天庵式相性指数は何をもとに採点していますか?
点数が高ければ必ず相性がいいのですか?
低い点数だと付き合えないという意味ですか?
月星座や金星・火星まで見る理由は何ですか?
芸能人相性記事でも同じ基準ですか?
簡易版と個別版、どちらの点数が正しいのですか?
もっと詳しく知りたい方へ
天庵式相性指数は、あくまで「傾向」を見える化するためのツールです。
二人の星座で点数を知りたい方は無料診断、組み合わせごとのくわしい読み方は相性一覧からどうぞ。
