木星星座とは?12星座別の意味と調べ方、生まれ年だけでは決まらない理由【天庵】

木星星座とは何かをイメージした、夜空の縞模様の木星を12の光の粒が囲むイラスト

木星星座とは、あなたが生まれた瞬間、木星が12星座のどこに位置していたかを表す言葉です。誕生日で決まる太陽星座とは別に、一人ひとりが持っています。

木星は、空をゆっくり進む惑星です。12星座を一巡りするのに約12年かかり、1つの星座には平均で約1年とどまります。

占星術では、木星は「広げる」「伸ばす」働きを表す星とされます。天庵では、木星星座をその人の「ふくらませ方」として読んでいます。何をきっかけに、どんな形で物事を大きく育てやすいかが表れる、という見方です。

ただし、木星星座は生まれ年だけでは決まりません。天庵が1960〜2009年の50年を計算すると、木星が年の途中で星座を移った年は47年ありました。

この記事では、木星星座の意味、生年月日で引ける早見表、12星座別の読み方、約12年ごとに木星が戻る時期を順に紹介します。読み進める途中で専門の言葉につまずいたら、用語集の一覧ページが辞書代わりになります。

目次

木星星座とは?生まれた瞬間に木星がいた星座

生まれた瞬間の空を地球から見たとき、木星は12星座のどれかの方向にいました。その星座が、あなたの木星星座です。

項目内容
意味生まれたときに木星がいた星座
決まり方生年月日でほぼ決まる(境目の日だけ時刻が要る)
1つの星座にいる期間平均で約1年(逆行で行き来する年もある)
一巡りの期間約12年(公転周期は11.86年)
占星術での読み方物事を広げ、伸ばしていくときの形
天庵での呼び方その人の「ふくらませ方」

木星が空を一周するのは約12年

国立天文台の解説では、木星が太陽の周りを一周するのにかかる時間は11.86年です。11.86年を丸めると約12年なので、木星は1年に1星座ずつ進む計算になります。

12星座を12年で回るので、1つの星座にいるのは平均で約1年です。同じ学年の人どうしは、同じ木星星座になりやすいと言えます。

ただし、この「約1年」はあくまで平均です。実際の切り替わりは毎年違う日に来ます。くわしくは後の章で、天庵の計算をお見せします。

占星術で木星が表すもの|「広げる」「伸ばす」働き

占星術の木星は、成長、学び、寛大さ、ものごとを広げる力を表す星です。昔から射手座を受け持つ星とされ、古い考え方では魚座も受け持ちます。

どの星がどの星座を受け持つかは、守護星とはの表で確かめられます。木星と縁の深い二つの星座は、射手座と魚座の記事で深掘りしています。

木星は「幸運の星」と呼ばれることもあります。天庵では、幸運を約束する星とは考えていません。料理のふくらし粉に近いものとして読んでいます。

ふくらし粉は、混ぜた生地を大きくふくらませます。何に混ぜるかで、ふくらむものが変わります。木星星座は、あなたが何を、どんな形でふくらませやすいかを教えてくれる、という見方です。

ほかの天体の星座と比べると

一人の生まれたときの空には、いくつもの天体があります。どの天体がどんなテーマを受け持つかを、天庵の言葉で並べました。

天体の星座主に見ることくわしい記事
太陽星座生き方の向き、表に出る自分太陽星座とは
月星座気持ちの動き、安心のしかた月星座とは
水星星座考え方、話し方水星星座とは
金星星座好きなもの、楽しみ方金星星座とは
火星星座動き出し方、熱の出し方火星星座とは
木星星座物事のふくらませ方、伸びやすい場面この記事
土星星座時間をかけて形にすることサターンリターンとは

太陽・月・水星・金星・火星は、比べると動きの速い天体です。木星と土星はゆっくり進むので、同じ世代の人が共有しやすい星でもあります。同じくゆっくり進む土星については、生まれた日の星座の意味を土星星座とはで引けます。

「いまの木星」と「生まれたときの木星」は別もの

「木星が獅子座に入った」という話は、いま空を動いている木星のことです。空の木星は2026年6月30日に獅子座入りし、次の乙女座入りは2027年7月26日ごろの予定です。

動いている木星を出生時の配置と照らし合わせる読み方は、トランジットと呼ばれます。いまの木星の流れは、12星座の運勢一覧や各星座の2027年運勢で読めます。いま空にある木星の4つの日付と、獅子座生まれに木星が重なる日は、木星獅子座とはにまとめました。

この記事で扱う木星星座は、生まれた日に決まり、一生変わりません。なお、六星占術の「木星人」は別の占いの用語で、この記事の木星星座とは関係ありません。

木星星座は生まれ年だけでは決まらない|天庵の計算

木星は約1年で星座を移るので、「生まれ年で木星星座がわかる」と紹介されることがあります。天庵は、これがどれくらい当てはまるのかを計算で確かめました。

50年のうち47年は、年の途中で木星が星座を移る

1960年1月1日から2009年12月31日までの50年間、木星の位置を1日ずつ出しました。その年のうちに木星が星座を移った回数を数えた結果です。

その年に木星が星座を移った回数年の数
0回(1年中同じ星座)3年(1983年・1995年・2008年)
1回29年
2回以上(逆行で行き来した年)18年

1年中同じ星座だったのは、50年のうち3年だけでした。木星の切り替わりは、1月1日ちょうどに来るわけではないからです。

切り替わりの日は、毎年少しずつ後ろへずれていきます。たとえば1990〜1999年は8月から2月ごろ、2012〜2019年は6月から12月ごろでした。

2020年12月から2023年6月まで、木星がいた星座を水瓶座・魚座・牡羊座・牡牛座の4段に分け、行き来を階段状の線で示した図

生まれ年だけで当てると、約4人に1人が外れる

では、生まれ年だけで木星星座を決めると、どれくらい外れるのでしょうか。その年に木星がいちばん長くいた星座を「その年の木星星座」として、毎日の答えと比べました。

1960〜2009年の1万8,263日のうち、4,870日で答えが違いました。割合にすると26.7%、約4人に1人です。

生まれ年の表だけで木星星座を調べた人は、誕生日の行まで確かめてみてください。この記事の早見表は、そのために日付まで載せています。

逆行で、同じ年に星座を行き来することもある

木星は、1年のうち約4か月、後ろへ下がるように見えます。これを逆行と呼びます。天庵の計算では、木星が逆行して見える日は1年の約3割でした。

逆行が星座の境目で起こると、同じ年に星座を行き来します。たとえば2022年の木星は、次のように動きました。

日付(日本時間)木星の動き
2022年5月11日魚座から牡羊座へ
2022年10月28日逆行で魚座へ戻る
2022年12月20日もう一度、牡羊座へ

2022年生まれの人は、誕生日によって木星牡羊座の人と、木星魚座の人に分かれます。逆行の仕組みは、水星逆行とはの図が参考になります。

十二支と木星|昔は木星の位置で年を数えた

木星の「約12年」は、十二支とも縁があります。国立天文台の暦の解説によると、古代中国では木星を「歳星」と呼び、その位置で年を表しました。

木星は1年に空の12分の1ずつ進むので、年を数える目印になったのです。これが、十二支で年を数える方法へと変わっていきました。

ただし後漢のころから、干支は木星の位置とは関係なく、順番どおりに並べられています。そのため、干支からも木星星座は決まりません。生年月日から調べる必要があります。

【早見表】生年月日でわかる木星星座(1960〜2026年生まれ)

下の3つの表は、天庵が木星の位置を計算して作りました。生まれ年の行を探し、誕生日がどの区切りに入るかを見てください。

表の読み方は次のとおりです。「射手座/3月1日から山羊座」なら、1月1日〜2月末日の生まれは射手座、3月2日以降の生まれは山羊座です。

区切りの日の生まれなら、何時に生まれたかで木星星座が分かれます。1日のうちに木星が星座を移る日は、50年で78日、全体の0.43%でした。区切りの日の時刻は、下の表の後にまとめています。

1960〜1979年生まれの木星星座

生まれ年木星星座(日付はその星座に移った日)
1960年射手座/3月1日から山羊座/6月10日から射手座/10月26日から山羊座
1961年山羊座/3月15日から水瓶座/8月12日から山羊座/11月4日から水瓶座
1962年水瓶座/3月26日から魚座
1963年魚座/4月4日から牡羊座
1964年牡羊座/4月12日から牡牛座
1965年牡牛座/4月22日から双子座/9月21日から蟹座/11月17日から双子座
1966年双子座/5月5日から蟹座/9月27日から獅子座
1967年獅子座/1月16日から蟹座/5月23日から獅子座/10月19日から乙女座
1968年乙女座/2月27日から獅子座/6月15日から乙女座/11月16日から天秤座
1969年天秤座/3月31日から乙女座/7月15日から天秤座/12月17日から蠍座
1970年蠍座/4月30日から天秤座/8月16日から蠍座
1971年蠍座/1月14日から射手座/6月5日から蠍座/9月12日から射手座
1972年射手座/2月7日から山羊座/7月25日から射手座/9月26日から山羊座
1973年山羊座/2月23日から水瓶座
1974年水瓶座/3月8日から魚座
1975年魚座/3月19日から牡羊座
1976年牡羊座/3月26日から牡牛座/8月23日から双子座/10月17日から牡牛座
1977年牡牛座/4月4日から双子座/8月20日から蟹座/12月31日から双子座
1978年双子座/4月12日から蟹座/9月5日から獅子座
1979年獅子座/3月1日から蟹座/4月20日から獅子座/9月29日から乙女座

1980〜1999年生まれの木星星座

生まれ年木星星座(日付はその星座に移った日)
1980年乙女座/10月27日から天秤座
1981年天秤座/11月27日から蠍座
1982年蠍座/12月26日から射手座
1983年射手座(1年中)
1984年射手座/1月20日から山羊座
1985年山羊座/2月7日から水瓶座
1986年水瓶座/2月21日から魚座
1987年魚座/3月3日から牡羊座
1988年牡羊座/3月9日から牡牛座/7月22日から双子座/12月1日から牡牛座
1989年牡牛座/3月11日から双子座/7月31日から蟹座
1990年蟹座/8月18日から獅子座
1991年獅子座/9月12日から乙女座
1992年乙女座/10月10日から天秤座
1993年天秤座/11月10日から蠍座
1994年蠍座/12月9日から射手座
1995年射手座(1年中)
1996年射手座/1月3日から山羊座
1997年山羊座/1月22日から水瓶座
1998年水瓶座/2月4日から魚座
1999年魚座/2月13日から牡羊座/6月28日から牡牛座/10月23日から牡羊座

2000〜2026年生まれの木星星座

生まれ年木星星座(日付はその星座に移った日)
2000年牡羊座/2月15日から牡牛座/6月30日から双子座
2001年双子座/7月13日から蟹座
2002年蟹座/8月2日から獅子座
2003年獅子座/8月27日から乙女座
2004年乙女座/9月25日から天秤座
2005年天秤座/10月26日から蠍座
2006年蠍座/11月24日から射手座
2007年射手座/12月19日から山羊座
2008年山羊座(1年中)
2009年山羊座/1月6日から水瓶座
2010年水瓶座/1月18日から魚座/6月6日から牡羊座/9月9日から魚座
2011年魚座/1月23日から牡羊座/6月4日から牡牛座
2012年牡牛座/6月12日から双子座
2013年双子座/6月26日から蟹座
2014年蟹座/7月16日から獅子座
2015年獅子座/8月11日から乙女座
2016年乙女座/9月9日から天秤座
2017年天秤座/10月10日から蠍座
2018年蠍座/11月8日から射手座
2019年射手座/12月3日から山羊座
2020年山羊座/12月19日から水瓶座
2021年水瓶座/5月14日から魚座/7月28日から水瓶座/12月29日から魚座
2022年魚座/5月11日から牡羊座/10月28日から魚座/12月20日から牡羊座
2023年牡羊座/5月17日から牡牛座
2024年牡牛座/5月26日から双子座
2025年双子座/6月10日から蟹座
2026年蟹座/6月30日から獅子座

区切りの日に生まれた人へ|移った時刻の例

区切りの日に生まれた人は、移った時刻より前なら前の星座、後なら次の星座です。最近の切り替わりの時刻を挙げます(日本時間)。

日付時刻木星の動き
2020年12月19日22時06分山羊座から水瓶座へ
2022年5月11日8時22分魚座から牡羊座へ
2023年5月17日2時19分牡羊座から牡牛座へ
2024年5月26日8時14分牡牛座から双子座へ
2025年6月10日6時02分双子座から蟹座へ
2026年6月30日14時52分蟹座から獅子座へ
2027年7月26日13時49分獅子座から乙女座へ(予定)

ほかの年の時刻は、生まれた時刻を入れてホロスコープを作ると確かめられます。

計算と照合の方法

早見表の木星の位置は、天文計算のライブラリ(PyEphem)で出しました。星座の区切りは、春分点から30度ごとです。

比べた相手は、アメリカの宇宙機関NASAの研究所が無料で公開している天体の位置表「Horizons」です。1955〜2031年に木星が星座を移った120回を比べると、日本時間の日付は1回も食い違いませんでした。ずれは最大でも3分です。

2025〜2027年の切り替わりと逆行の日時は、暦サイト「ベストカレンダー」とも照らしました。差は1〜2分以内です。

木星星座12タイプ|「ふくらませ方」と伸びやすい場面

ここからは、木星星座ごとの読み方です。天庵は、木星星座を「ふくらませ方」の12タイプとして読んでいます。先に一覧にまとめました。

木星星座ふくらませ方伸びやすい場面
木星牡羊座一番に手を挙げて、始めてみる新しい企画の立ち上げ
木星牡牛座好きなものを、時間をかけて育てる長く続ける習いごと
木星双子座人と話して、視野を広げる雑談から生まれる企画
木星蟹座身近な人を守りながら、輪を広げる家族や仲間の行事
木星獅子座自分らしさを見せて、場をにぎやかにする発表や舞台に立つ場面
木星乙女座細部を整えて、質を上げる段取りや仕組みの見直し
木星天秤座人と組んで、釣り合いを取る二人一組で進める仕事
木星蠍座一つのテーマを、とことん調べ抜く専門分野の研究
木星射手座遠くへ出かけて、学びを広げる旅や留学、新しい分野
木星山羊座目標を決めて、一段ずつ積む長い計画の進行役
木星水瓶座仲間とつながり、新しい形を試す趣味の集まりやネットの場
木星魚座人の気持ちに寄り添い、輪を広げる助け合いや創作の場

どのタイプも、良い悪いの順番ではありません。ふくらませ方の違いです。また、性別によって読み方が変わることはありません。

木星牡羊座|一番に手を挙げて、始めてみる

木星牡羊座の人は、「まずやってみる」ことで世界が広がりやすいタイプです。誰も手を挙げない場面で、最初の一歩を踏み出します。

伸びやすいのは、新しい企画を立ち上げる場面です。準備が整う前に動くことで、思わぬ道が開けることがあります。

ふくらみすぎたときは、始めたことが増えすぎがちです。月に一度、続けるものを一つ選ぶと、勢いが形になりやすくなります。

木星牡牛座|好きなものを、時間をかけて育てる

木星牡牛座の人は、気に入ったものをじっくり育てることで豊かになるタイプです。植物や料理、道具の手入れなど、手をかけた分だけ実ります。

伸びやすいのは、何年も続ける習いごとです。すぐに結果が見えなくても、続けた年数がそのまま力になります。

ふくらみすぎると、手放すのが遅れることがあります。ときどき持ち物や予定を見渡し、本当に育てたいものを確かめましょう。

木星双子座|人と話して、視野を広げる

木星双子座の人は、会話と情報から世界を広げるタイプです。誰かとの雑談の中で、次にやりたいことが見つかります。

伸びやすいのは、ちょっとした立ち話から企画が生まれる場面です。気になった言葉をメモしておくと、後でつながります。

関心が次々に移るのは、このタイプの持ち味です。ただ、広げた話を一つだけ最後まで追ってみると、深さが加わります。

木星蟹座|身近な人を守りながら、輪を広げる

木星蟹座の人は、身内の安心を大切にしながら、居場所を広げていくタイプです。家族や仲間のために動くとき、力が湧きます。

伸びやすいのは、家族の行事や、仲間内の集まりを整える場面です。人が帰ってこられる場所を作るのが得意です。

守る範囲が広がりすぎると、自分が休む時間が減りがちです。頼まれごとの中で、ほかの人に任せられるものを探しておきましょう。

木星獅子座|自分らしさを見せて、場をにぎやかにする

木星獅子座の人は、自分らしさを表に出すことで、周りを巻き込んでいくタイプです。楽しんでいる姿そのものが、人を集めます。

伸びやすいのは、発表や舞台に立つ場面です。人前で話す機会を、背伸びせずに引き受けてみると、道が広がります。

ふくらみすぎると、ほめられることが目的になる日もあります。誰を楽しませたいかを思い出すと、ちょうどよい熱に戻ります。

木星乙女座|細部を整えて、質を上げる

木星乙女座の人は、ものごとを整えることで、全体を良くしていくタイプです。小さな改善の積み重ねが、大きな成果につながります。

伸びやすいのは、段取りや仕組みを見直す場面です。ほかの人が気づかないむだを見つけ、使いやすい形にまとめます。

整えたい気持ちが強すぎると、完成までが遠くなります。「今日はここまで」と区切りを決めると、伸びが続きます。

夜空の中で、縞模様の木星のまわりに細い光の輪がゆるやかに広がっていくイラスト

木星天秤座|人と組んで、釣り合いを取る

木星天秤座の人は、誰かと組むことで可能性が広がるタイプです。一人のときより、相手がいるときに力が出ます。

伸びやすいのは、二人一組で進める仕事や活動です。お互いの得意を持ち寄り、ちょうどよい落としどころを見つけます。

相手に合わせすぎると、自分の意見が見えなくなることがあります。決める前に、自分の希望を一つだけ言葉にしておきましょう。

木星蠍座|一つのテーマを、とことん調べ抜く

木星蠍座の人は、広く浅くより、一つを深く知ることで世界が広がるタイプです。とことん調べた分野が、頼れる強みになります。

伸びやすいのは、専門分野の研究や、長く付き合う人との関係です。信頼した相手と力を合わせると、大きな成果になります。

深く入りすぎると、ほかの道が見えにくくなります。ときには別の分野の人の話を聞くと、掘り下げた知識が生きる場所が見つかります。

木星射手座|遠くへ出かけて、学びを広げる

木星射手座の人は、知らない場所や考えに触れることで、ぐんと伸びるタイプです。木星が受け持つ星座なので、木星らしさが出やすいと言われます。射手座と番号のそろう学びと旅の区画は、9ハウスとはで読めます。

伸びやすいのは、旅や留学、新しい分野に飛び込む場面です。遠くで得た学びを、身近な人に伝えるときにも力が出ます。

広げることが楽しくて、足元の約束が後回しになることもあります。出かける前に、戻ってからの予定を一つ決めておきましょう。

木星山羊座|目標を決めて、一段ずつ積む

木星山羊座の人は、目標に向けて着実に積み上げることで、大きく育てるタイプです。急がず、一段ずつ上る姿勢が実を結びます。

伸びやすいのは、長い計画の進行役を任される場面です。期限と手順を見える形にし、周りを目標まで導きます。

まじめに抱え込みすぎると、楽しさを置き忘れがちです。一段上るたびに、小さなごほうびを用意しておくのもおすすめです。

木星水瓶座|仲間とつながり、新しい形を試す

木星水瓶座の人は、仲間とのつながりから新しい形を生み出すタイプです。常識にとらわれない案が、場を広げます。

伸びやすいのは、趣味の集まりやネットでつながる場です。肩書きや年齢を気にせず、対等に意見を出し合えるときに力が出ます。

新しさを追いすぎると、身近な人がついて来にくくなることもあります。考えを話すときは、なぜ試したいのかを一言添えましょう。

木星魚座|人の気持ちに寄り添い、輪を広げる

木星魚座の人は、人の気持ちを受け止めることで、つながりを広げるタイプです。古い考え方で木星が受け持つ星座の一つでもあります。

伸びやすいのは、助け合いの場や、音楽や絵などの創作の場です。言葉にしにくい思いを形にするとき、力が出ます。

受け止めすぎると、自分の気持ちが置き去りになることがあります。一人で過ごす静かな時間を、予定の中に先に入れておきましょう。

ジュピターリターンとは|約12年ごとに木星が戻る時期

木星が出発点に戻るまでの時間は、約12年です。そのため、生まれたときの木星と同じ場所に、約12年ごとに戻ってきます。これをジュピターリターンと呼びます。

「木星回帰」という日本語の呼び名もあります。同じ「戻る」話の土星版は、サターンリターンとはで解説しています。

12・24・36・48・60歳ごろに訪れる

1960〜2009年の毎日に1人ずつ生まれたと考え、1万8,263人分を天庵で計算しました。生まれたときの木星の度数に、動く木星がぴったり重なる最初の日の年齢です。

何回目最初に重なる日の年齢
1回目11.3〜12.0歳
2回目23.2〜23.9歳
3回目35.2〜35.9歳
4回目47.1〜47.8歳
5回目58.5〜59.8歳
6回目70.4〜71.7歳
7回目82.3〜83.6歳
外へ広がるうず巻きの上で、木星が約12年ごとに同じ方向へ戻ってくる位置に、0歳から約60歳までの年齢の印を付けた図

戻ってくる場所の近くで木星が逆行すると、ぴったり重なる日が3回になる人もいます。「進む・戻る・また進む」で、同じ度数を3回通るためです。

5回目の60歳ごろは、土星の2回目の戻りとも近い時期です。木星5周と土星2周が、どちらも約60年になるためです。

2026〜2027年に、木星が戻ってくる人

いまの木星は、2026年6月30日から2027年7月26日ごろまで獅子座にいます。木星獅子座の人は、この期間にジュピターリターンを迎えます。

生まれた期間(木星獅子座)何回目か・年齢の目安
2014年7月16日〜2015年8月11日1回目・約11〜12歳
2002年8月2日〜2003年8月27日2回目・約23〜24歳
1990年8月18日〜1991年9月12日3回目・約35〜36歳
1978年9月5日〜1979年3月1日、1979年4月20日〜9月29日4回目・約47〜48歳
1966年9月27日〜1967年1月16日、1967年5月23日〜10月19日、1968年2月27日〜6月15日5回目・約58〜60歳

境目の日に生まれた人は、早見表の時刻で確かめてください。いま獅子座にいる木星の動きは、獅子座の2027年運勢でくわしく追っています。

ジュピターリターンの受け止め方

天庵では、ジュピターリターンを「ふくらませ方を思い出す時期」として読んでいます。約12年前に何を始めたかを振り返ると、自分の伸び方の型が見えてきます。

ただし、何かが必ず起きる時期ではありません。何も特別なことを感じない人もいます。予定や決断を、この時期に合わせて急ぐ必要はありません。

木星星座の調べ方と、読むときのコツ

夜空に浮かぶ縞模様の木星へ向かって、細い光の道が手前から奥へ続いていくイラスト

自分の木星星座を調べる3つのステップ

  1. 1960〜2026年の早見表から、自分の生まれた年の行を見つけます
  2. 誕生日がどの区切りに入るかを見ます
  3. 区切りの日の生まれなら、生まれた時刻を入れてホロスコープを作ります

木星が1日に進むのは、多い日でも約0.24度です。ほとんどの人は、出生時刻が分からなくても木星星座が1つに決まります。

太陽星座の境目も気になる人は、誕生日の星座早見表で確かめられます。

木星星座だけで、自分を決めつけない

木星星座は、たくさんある天体の一つです。まずは太陽星座と月星座を土台にし、木星は「伸ばし方のヒント」として重ねるのがおすすめです。

木星を幸運の星と聞くと、お金や進路の判断に使いたくなるかもしれません。けれど、お金や仕事、健康の大事な判断は、星の配置で決めないでください。いまの暮らしの事情を土台にし、迷うときはその分野にくわしい人にも相談してください。

天庵式相性指数と木星

天庵の相性の点数、天庵式相性指数は5つの軸で採点していて、木星は採点に入れていません。

二人の木星星座を見比べたいときは、点数とは別に「二人で何を育てやすいか」を考える補助として使ってください。

木星星座のよくある質問

Q. 友だちと木星星座が同じでした。相性に関係はありますか?

A. 木星星座が同じ人とは、物事の広げ方が似ている、と読むことはできます。とはいえ、木星だけを比べて二人の相性を判断するのは早すぎます。年の近い人どうしは、もともと同じ木星星座になりやすい点にも注意してください。

Q. 木星は幸運の星だから、木星の星座で金運がわかりますか?

A. 木星は豊かさと結びつけて語られることがありますが、天庵では金運を占う星としては扱っていません。木星星座は、あなたが何をどう育てやすいかを知る手がかりです。お金の判断には使わないでください。

Q. 六星占術の「木星人」と同じものですか?

A. 同じものではありません。「木星人」は別の占いの用語で、この記事の木星星座とは関係ありません。木星星座は西洋占星術で、生まれたときの空の木星の位置から出します。

Q. 母子手帳に時刻の記録がなくても、木星星座は決まりますか?

A. はい、たいていは決まります。木星が1日のうちに星座を移る日は、全体の0.43%でした。早見表の区切りの日に生まれた人だけ、時刻を確かめてください。

Q. 太陽星座と木星星座が同じ人は、どう読めばいいですか?

A. 木星が誕生日の星座にいた年に生まれると、二つが同じ星座になります。どの誕生日にも、約12年に一度そうした年がめぐってきます。表に出る自分らしさと、ふくらませ方が同じ方向を向いている、と読めます。得意なことが伸びやすい半面、苦手を補う工夫は意識して取り入れるとよいでしょう。

まとめ|木星星座は、あなたの「ふくらませ方」

  • 木星星座は、生まれた瞬間に木星が位置していた星座を指します
  • 木星は約12年で12星座を一巡りし、1つの星座に平均で約1年とどまります
  • 年の途中で星座を移る年が大半で、生まれ年だけで当てると約4人に1人が外れます
  • 天庵では、木星星座を「ふくらませ方」の12タイプとして読んでいます
  • 約12年ごとに、生まれたときの木星に戻るジュピターリターンが訪れます

木星星座は、先のことを言い当てる道具ではありません。あなたが何を、どんな形で育てやすいかを知るための手がかりです。どこに力を注ぐかを決めるのは、あなた自身です。

金星や火星など、ほかの天体の星座の記事は用語集から選べます。太陽星座ごとの性格を知りたいときは、星座一覧を開いてみてください。

出典

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