珍しい星座はどれ?12星座のうち日本で生まれる人が少ない星座・多い星座を、出生数629万人で計算【天庵】

珍しい星座をイメージした、夜空の下の木の盆に、高さが少しずつ違う小さな星の砂の山が輪になって並ぶイラスト

珍しい星座はどれか。12星座のうち日本で生まれる人がいちばん少ないのは、山羊座です。

厚生労働省の出生数を、天庵が星座ごとに数え直しました。2018〜2025年に日本で生まれた日本人の子ども約629万人のうち、山羊座は7.67%でした。最も多いのは獅子座で、9.03%でした。

この記事では、次の三点を数字で見ていきます。

  • 12星座ごとに、日本で生まれる人の割合と人数
  • 山羊座が少なく、獅子座が多くなる理由
  • 海外の「いちばん珍しい星座」の話との違い

先に一つだけお伝えします。少ないことは、性格が特別だという意味ではありません。生まれる人の数を数えた話として、気楽に読んでください。

※この記事は西洋占星術の一つの読み方です。占いの結果を断定するものではありません。

目次

結論|日本でいちばん少ないのは山羊座、多いのは獅子座

日本で生まれる人の割合を、少ない順に並べると次のとおりです。2018〜2025年の8年分を合わせて計算しました。

少ない順星座割合1年あたりの人数(8年の平均)
1山羊座7.67%約60,400人
2射手座7.87%約61,900人
3魚座7.88%約62,000人
4水瓶座7.92%約62,300人
5牡羊座8.03%約63,100人
6蠍座8.23%約64,700人
7牡牛座8.48%約66,700人
8天秤座8.59%約67,600人
9双子座8.65%約68,000人
10乙女座8.80%約69,200人
11蟹座8.85%約69,600人
12獅子座9.03%約71,000人
12星座ごとに日本で生まれる人の割合を横棒で比べた図。山羊座が7.67%で最も少なく、獅子座が9.03%で最も多い。点線は12等分の8.33%

12星座で均等に分けると、1つあたり8.33%です。山羊座はそれより0.66ポイント少なく、獅子座は0.69ポイント多くなりました。

100人に置きかえると、山羊座は約7.7人、獅子座は約9.0人です。差は100人あたり1.4人ほどで、「めったにいない」というほどの違いではありません。

秋の終わりから早春の星座(射手座・山羊座・水瓶座・魚座)が少ない側にそろいました。夏の星座(蟹座・獅子座・乙女座)は多い側です。

「珍しい星座」には2つの意味がある

「珍しい星座」と検索すると、二つの話が混ざって出てきます。この記事は、二つ目の話です。

天文の星座占いの12星座
何の話か夜空に見える星の並び生まれた日の太陽の位置
数全天で8812
「珍しい」の意味見えにくい・知られていない生まれる人が少ない

夜空の88の星座は、国際天文学連合が名前と境界を決めたものです。こちらの「珍しさ」は、星の明るさや見える季節の話になります。

占いの12星座は、太陽の通り道を30度ずつ12に分けた区切りです。生まれた日に太陽がどこにあったかで、その人の星座が決まります。生まれ星座の決まり方は、太陽星座とはの記事が入口になります。

計算のしかた|出生数を、星座の境目の時刻で分けた

使ったのは、厚生労働省の人口動態統計

元のデータは、厚生労働省「人口動態統計(確定数)」です。確定数は、速報のあとに数え直した最終の数です。日本で生まれた日本人の子どもの数が、月・日・時刻ごとに公開されています。

使ったのは2018〜2025年の8年分です。合わせて6,291,586人になります。年ごとの出生数は、2018年の約91.8万人から2025年の約67.1万人まで減っています。

1年ずつ数えると順位は少しずつ入れかわるため、8年分を合わせた割合を結論にしました。

境目の日は、生まれた時刻で分けた

星座の境目の日は、同じ日に生まれても星座が分かれます。太陽が次の星座に入る時刻が、年ごとに違うからです。

たとえば2025年に太陽が山羊座に入ったのは、12月22日0時3分ごろ(日本時間)でした。この日の0時台に生まれた人は、射手座と山羊座に分かれます。

そこで、境目の日だけは「何時台に何人生まれたか」の数を使いました。星座が入れかわる1時間の人数は、入れかわる前と後の時間の長さで分けています。

時刻が「不詳」の出生は、8年で1,445人でした。全体の0.023%なので、その日の時刻の割合に合わせて配っています。

境目の時刻は、天庵の暦の計算で出しました。誕生日の星座早見表の切り替わり日時と1分以内で一致しています。

時刻を使わずに「その日の正午の星座」で数えても、割合の違いは最大0.07ポイントでした。順位は変わりません。

年ごとに見ても、山羊座は少ない側

8年を1年ずつ数えると、山羊座は8回のうち6回、いちばん少ない星座でした。

年いちばん少ない星座いちばん多い星座
2018年山羊座 7.71%獅子座 8.98%
2019年山羊座 7.83%獅子座 9.03%
2020年射手座 7.71%蟹座 9.01%
2021年山羊座 7.15%乙女座 9.19%
2022年山羊座 7.70%乙女座 9.32%
2023年山羊座 7.78%獅子座 9.15%
2024年魚座 7.77%獅子座 9.14%
2025年山羊座 7.53%獅子座 9.29%

山羊座がいちばん少なくならなかった年も、2020年は2番目、2024年は3番目でした。多い側は、獅子座が5回、乙女座が2回、蟹座が1回です。

年によって順位が入れかわるのは、近い星座どうしの差が0.1ポイントほどしかないためです。「山羊座は少ない側に入りやすい」くらいに受け取ってください。

山羊座が少なく、獅子座が多い3つの理由

理由1|冬の星座は、期間が短い

12星座は30度ずつの区切りですが、日数は同じではありません。8年の平均で、山羊座は約29.5日、蟹座は約31.5日でした。

星座1年あたりの日数(8年の平均)
山羊座29.5日
射手座・水瓶座29.6日
蟹座31.5日
双子座・獅子座31.3日

地球は1月上旬に太陽へいちばん近づき、そのころは季節の区切りの間隔が短くなります。山羊座は蟹座より、もともと生まれる日が2日ほど少ないのです。

理由2|夏から秋は、1日に生まれる人が多い

1日あたりの出生数は、季節によって違います。8年の平均で、9月は1日2,267人、3月は1日2,028人でした。

1月から12月まで、日本の1日あたりの出生数を縦の棒で比べた図。3月が2,028人で最も少なく、9月が2,267人で最も多い

7〜9月は、どの月も1日2,240人を超えています。この時期にあたる蟹座・獅子座・乙女座は、期間の長さと1日の人数の両方で多くなりました。

理由3|年末年始は、生まれる人が少ない

山羊座の期間には、年末年始が入ります。1月1日の出生は1日平均1,314人で、1年全体の平均(1日2,153人)の61%でした。

日1日の出生数(8年の平均)1年全体の平均との比べ
12月29日1,696人79%
12月30日1,504人70%
12月31日1,342人62%
1月1日1,314人61%
1月2日1,333人62%
1月3日1,429人66%

試しに12月29日〜1月3日を除くと、山羊座の1日あたりの出生数は2,205人になります。1年全体の平均より多いくらいです。山羊座が少なくなるのは、年末年始の数日の影響が大きいことが分かります。

曜日でも差があり、日曜日は1日1,453人、火曜日は1日2,524人でした。ゴールデンウィークの5月3〜5日も、平均の7割台です。

生まれ月の割合との違い

天庵の生まれ月でわかる性格では、月ごとの星座の割合を「日数」で数えています。たとえば9月生まれの75.3%が乙女座、という数字です。

あちらは「この月に生まれたら、どの星座の日が多いか」という暦の上の割合です。この記事は「実際に生まれた人の数」で数えた割合です。

日数だけで数えると、山羊座は12星座の8.06%になります。実際の出生数では7.67%なので、年末年始の影響で0.4ポイントほど下がった形です。

海外の「みずがめ座が最も少ない」という話との違い

海外の話として、「アメリカではみずがめ座(水瓶座)がいちばん少ない」と紹介されることがあります。ただ、どの年の、どのデータかによって結果は変わります。

天庵は比べるために、アメリカの公開データでも同じ計算をしました。アメリカ社会保障庁の2000〜2014年の日別出生数(約6,219万人)です。

日本(2018〜2025年)アメリカ(2000〜2014年)
いちばん少ない山羊座 7.67%山羊座 7.63%
2番目に少ない射手座 7.87%水瓶座 7.93%
いちばん多い獅子座 9.03%獅子座 8.96%

このデータでは、アメリカでもいちばん少ないのは山羊座で、水瓶座は2番目でした。アメリカのデータには時刻がないため、境目の日は米国東部時間の1日の中の時間の割合で分けています。

国や年が違っても、「冬の星座が少なく、夏の星座が多い」形は同じでした。

少ない星座だからといって、性格が特別なわけではない

占いの記事では、少ない星座を「レア」と呼ぶことがあります。ただ、人数の多い少ないは、その星座の性格や運の強さとは関係がありません。

2018〜2025年は、山羊座でも獅子座でも、日本で毎年5万人以上が生まれています。40人の教室なら、平均して山羊座は約3.1人、獅子座は約3.6人です。

天庵の見立てでは、同じ星座どうしでも性格は大きく違います。月や金星など、ほかの星の配置が一人ひとり違うからです。なぜ同じ星座でも違うのかは、星座占いが当たらない理由が参考になります。

少ない星座に生まれたことは、話のきっかけとして楽しむくらいがちょうどいいと思います。

境目の日に生まれた人は、まず自分の星座を確かめる

12月22日前後や7月23日前後など、境目の日に生まれた人は、星座が二つに分かれることがあります。数字を読む前に、自分の星座を確かめてみてください。

境目の日時を生まれ年から引くなら、誕生日の星座早見表が便利です。時刻まで使う調べ方は、月星座の調べ方にまとめています。

星座が分かったら、山羊座の性格や獅子座の性格など、各星座のガイドも読んでみてください。12星座の一覧は12星座の性格と特徴から開けます。

珍しい星座のQ&A

Q. 一番珍しい星座は何座ですか?

12星座で、日本で生まれる人がいちばん少ないのは山羊座です。2018〜2025年の出生数で7.67%でした。ただ、2番目の射手座とは0.2ポイントほどの差です。

Q. 日本で一番多い星座は何座ですか?

獅子座です。2018〜2025年の出生数で9.03%でした。1年ずつ見ると、蟹座や乙女座がいちばん多い年もあります。

Q. 星座の割合は、毎年同じですか?

少しずつ変わります。山羊座は8年のうち6年でいちばん少なく、2020年は射手座、2024年は魚座がいちばん少ない年でした。

Q. へびつかい座(13星座)は、いちばん珍しい星座ですか?

へびつかい座は、占いの12星座には入っていません。星座占いの12星座と、夜空の星座の数え方は別のものです。へびつかい座の扱いは、13星座とはで詳しく見られます。

Q. 珍しい星座の人は、相性が悪いのですか?

関係はありません。相性は、二人の星の組み合わせで読むものです。生年月日から二人の相性を出したいときは、生年月日の相性診断を使ってみてください。

まとめ|少ないのは冬の星座、多いのは夏の星座

  • 日本でいちばん生まれる人が少ない星座は山羊座(7.67%)、多いのは獅子座(9.03%)
  • 差は100人あたり1.4人ほどで、2018〜2025年はどの星座も毎年5万人以上が生まれている
  • 山羊座が少ないのは、期間が短いことと、年末年始の出生が少ないことが重なるため
  • アメリカの2000〜2014年のデータでも、いちばん少ないのは山羊座だった
  • 人数の少なさは、性格の特別さや相性の良し悪しとは関係がない

数え方を変えると、見慣れた12星座にも新しい顔が見えてきます。自分の星座の性格は、各星座のガイドでゆっくり読んでみてください。

出典

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