誕生日が近い人の相性は、天庵式で計算すると、ふつうの二人より点が高めに出やすい組です。ただし「近いほど高い」のは、誕生日の差が2週間ほどまでの話です。
天庵の生年月日の相性診断と同じ計算で、誕生日の差ごとに2万組ずつ点数を出しました。先に、分かったことを短く書きます。
誕生日が同じ二人の平均は80.4点で、ふつうの二人の76.6点より3.8点高めでした。太陽の星座は98.3%が同じですが、月の星座が同じなのは7.1%だけです。そして、誕生日がちょうど1か月違いの二人は、平均73.5点といったん下がります。
「運命の相手」や「相性最強」を決める数字ではありません。二人の星のどこが似ていて、どこが違うのかを知るための目安として読んでください。
※天庵式相性指数は、西洋占星術の要素を独自に数値化した指標です。実際の人間関係や相性を断定するものではありません。
二人の点数をすぐ知りたい方のために、次の結論の表のすぐ後に、無料の診断への入口を置いています。
結論|誕生日の差が2週間までなら、天庵式の点は高めに出やすい
誕生日の差ごとに、太陽の星座が同じになる割合と平均点を並べました。生まれ年は、いちばん上の行を除いて、二人が別の年になるように無作為に選んでいます。
| 誕生日の差 | 太陽の星座が同じ | 平均点 | 75点以上の割合 |
|---|---|---|---|
| 同じ生年月日(年も同じ) | 99.0% | 82.9点 | 99.8% |
| 誕生日が同じ(年は別) | 98.3% | 80.4点 | 95.1% |
| 1日違い | 96.6% | 80.3点 | 94.4% |
| 3日違い | 89.7% | 79.8点 | 90.1% |
| 1週間違い | 76.9% | 78.9点 | 82.8% |
| 2週間違い | 54.0% | 77.2点 | 68.7% |
| 1か月違い(30日) | 2.0% | 73.5点 | 35.5% |
| ふつうの二人(無作為) | 8.6% | 76.6点 | 62.4% |
差が開くほど、太陽の星座が同じ二人は減っていきます。平均点も同じように下がり、差が17日になると、ふつうの二人の平均を下回りました。
点が高めに出るのは、太陽の星座がそろうからだと考えられます。星座どうしの点数で比べると、同じ星座の12組は平均83.5点です。全144通りの平均は76.3点なので、高めの位置にあります。
75点以上は、天庵式で「黄金バランス」と呼ぶ帯です。これは点数の帯の呼び名で、お二人の関係を表す言葉ではありません。5つの軸それぞれの配点は、天庵式相性指数で一つずつ確かめられます。
二人の生年月日での点数は、生年月日の相性診断に入れると、その場で5つの軸ごとに見られます。
誕生日が同じ二人で、同じになる星・ならない星
誕生日が同じでも、生まれ年が違えば、空の星の並びは別物です。誕生日が同じ二人で、5つの星がそれぞれ同じ星座になる割合を数えました。
| 星(何を表すとされるか) | 誕生日が同じ(年は別) | ふつうの二人 |
|---|---|---|
| 太陽(人柄の中心) | 98.3% | 8.6% |
| 水星(話し方・考え方) | 44.1% | 8.7% |
| 金星(好み・愛情の表し方) | 26.4% | 8.4% |
| 火星(行動力・情熱) | 9.0% | 8.6% |
| 月(心が落ち着く条件) | 7.1% | 8.0% |

太陽はほぼ全員が同じで、火星と月はふつうの二人とほとんど変わりません。誕生日が同じでも、心の落ち着き方まで同じとは限らない、ということです。
太陽星座は、誕生日の期間で決まる星座です。一方の月星座は、約2日半ごとに星座を移るため、生まれ年と日付で変わります。
水星と金星が「ときどき同じ」になる理由
水星と金星は、地球から見ていつも太陽の近くにいる星です。水星は太陽から28度ほど、金星は47度ほどまでしか離れません。
そのため、誕生日が同じ二人は、水星や金星も同じ星座に入りやすくなります。それでも、年によって太陽の前にいるか後ろにいるかが変わります。結果として、水星は半分近く、金星は4人に1人ほどにとどまります。
話し方の癖は水星星座、好みや愛し方は金星星座で詳しく読めます。
同じ生年月日なら、5つの星がそろう人は81.9%
年まで同じ生年月日の二人は、別格です。5つの星がすべて同じ星座になる人が、81.9%いました。
月だけは、生まれた時刻しだいで分かれます。同じ日に生まれても、月の星座が同じなのは85.1%でした。平均点は82.9点で、計算した中ではいちばん高い組です。
同い年で1日違いなら、月まで同じ人が半分
同い年で、生まれた日が1日違いの二人も数えました。月の星座が同じなのは56.0%で、5つすべてそろう人は49.9%です。
月は空を速く進む星で、1日たつと星座のおよそ半分の幅を進みます。だから日付が1日ずれると、半分ほどの人で月の星座が隣へ移ります。
同い年でも1週間違うと、月が同じ星座になる人は0%でした。7日のあいだに、月は星座を3つほど進むからです。
誕生日が1か月違いの二人は、となりの星座どうし
誕生日の差を0日から182日まで1日ずつ変えて、平均点の動きを線にしました。線はまっすぐ下がらず、波を打ちます。

線は1日あたり2,000組で計算しています。最初の谷は差が31日のところで、平均点は73.45点でした。ふつうの二人より3点ほど低い値です。
誕生日がちょうど1か月違うと、太陽の星座はほとんどの組で隣どうしになります。隣の星座は、得意なことや大事にするものの向きが少し違う組です。
天庵は、この組を「相性が悪い」とは見ません。お互いの言葉に、少しだけ翻訳が要る組です。翻訳が要る場所とコツは、相性が悪いと言われる星座の組み合わせにまとめています。
2か月違い・4か月違いは、同じ誕生日に並ぶ
誕生日がおよそ2か月違うと、太陽の星座は一つ飛ばしの位置になります。差60日の平均は80.5点で、誕生日が同じ二人と変わりません。
差122日の4か月違いでは81.9点まで上がり、線の中でいちばん高い山になりました。この差だと、二人の太陽が火・地・風・水の同じ仲間(エレメント)に入りやすいためです。
つまり、点数は「近さ」だけで決まりません。誕生日が近いことは、点が高めに出る理由の一つにすぎないのです。
誕生日が近いのに、星座が違う二人もいる
誕生日が1日違いでも、3.4%の組は太陽の星座が違いました。3日違いなら10.3%、1週間違いなら23.1%です。
星座の切り替わりは、生まれ年しだいで前の日にも次の日にもなります。誕生日が星座の切り替わりのそばなら、星座早見表に生まれ年を当てはめてみてください。
隣の星座でも、似ている点はたくさんあります。根拠ごとの似かたは、似ている星座の組み合わせで比べられます。
誕生日が近い人の特徴は?似ていると感じやすい3つの理由
誕生日が近い相手には、「なぜか話しやすい」と感じる、と言われることがあります。星の計算から見ると、理由は三つ考えられます。
- 太陽の星座が同じ:何に張り切り、何を大事にするかの向きが近い
- 水星が同じことが多い:話すテンポや、考えをまとめる順番が似やすい
- 金星が同じこともある:好きな景色や、うれしいと感じる場面が重なりやすい
反対に、月の星座はふつうの二人と同じくらいしか一致しません。疲れたときにどう休みたいか、どんなときに安心するかは、別々のことが多いのです。
「似ている」と感じるのは、外に出る部分が近いからです。心の奥の落ち着き方は、話してみて初めて分かります。
似た者どうしがすれ違う場面と、うまくいくコツ
似ているからこそ、ぶつかる場面もあります。誕生日が近い二人に起こりやすい場面を、三つ挙げました。
場面1|同じところで張り合ってしまう
太陽の星座が同じだと、得意なことも重なります。二人とも決める役をしたい、二人とも聞き役に回りたい、ということが起きます。
コツは、役を交代で受け持つことです。「今日の店は私が決めるね。次はお願い」と、先に一言で分けておくと楽になります。
場面2|疲れたときの過ごし方が違う
生まれ年が違えば、月の星座は9割以上の組で違います。一人が「話を聞いてほしい」とき、もう一人は「そっとしておいてほしい」かもしれません。
似ていると思う相手ほど、「同じだろう」と思い込みがちです。「今日は話したい?静かにしたい?」の一言を、二人の合図にしておくと助かります。
場面3|誕生日のお祝いが同じ時期に重なる
誕生日が近いと、お祝いの季節が重なります。どちらか一方の誕生日が、もう一方のついでのようになりやすい場面です。
一日だけ一緒に祝うなら、それぞれの「主役の時間」を分けて用意すると喜ばれます。片方は昼、片方は夜、のように分けるのも一つの方法です。
誕生日が同じ人に出会う確率は?「運命」と言われる理由
誕生日が同じ人と出会うと、特別な縁を感じるものです。実際にどのくらい珍しいのか、計算してみました。1年の365日が同じ割合で生まれると仮定した場合の数字です。
| 場面 | 確率 |
|---|---|
| 出会った1人が、自分と同じ誕生日 | 約0.27% |
| 出会った1人が、自分と1週間以内の誕生日 | 約4.1% |
| 23人の集まりに、誕生日が同じ二人がいる | 約50.7% |
| 40人のクラスに、誕生日が同じ二人がいる | 約89.1% |
特定の1人と誕生日が重なるのは、365人に1人ほどです。一方で、40人のクラスなら、どこかに同じ誕生日の二人がいるのはふつうのことです。
「運命の人のサイン」と言われることもありますが、天庵は誕生日の一致だけで運命を決めません。スピリチュアルな意味づけもしません。読むのは、星の位置から分かる似かたと違いまでです。
うれしい偶然として、会話のきっかけにするのがいちばんです。その先の関係は、二人で育てていくものです。
二人の点数を生年月日で確かめる方法
誕生日だけで分かるのは、主に太陽の星座です。生まれ年まで入れると、月・水星・金星・火星の星座もそろい、二人だけの点数になります。
- 結論の節で案内した、生年月日の相性診断を開く
- 二人の生年月日を入れる(出生時刻は分かれば入れる)
- 5つの軸の点数と、どの軸が高いかを見る
出生時刻がなくても診断できます。ただ、月は生まれた日のうちに星座を移る日が多く、計算では約44%の日がそうでした。その日の生まれの人は、月星座の共鳴を星座の組の一般の値、長期安定度を太陽星座どうしの値で出します。
点数を見たら、低めの軸こそ話題にしてみてください。月の軸が低ければ休み方を、会話の軸が低ければ話のテンポを話し合うきっかけになります。月どうしの相性は、月星座の相性で詳しく読めます。
よくある質問
Q. 誕生日が同じ人は、運命の人ですか?
A. 天庵は、誕生日が同じことを運命の印とは考えません。太陽の星座がそろい、話しやすさを感じやすい二人です。関係の行き先は、二人の選び方で決まります。
Q. 誕生日が同じ二人は、相性最強ですか?
A. 平均80.4点で高めですが、いちばんではありません。差が4か月ほどの二人は平均81.9点で、さらに高く出ました。点数の高さより、どの軸が高いかを見るのがおすすめです。
Q. 誕生日が1日違いの相性は?
A. 平均80.3点で、誕生日が同じ二人とほぼ同じです。ただし3.4%の組は、境目をまたいで太陽の星座が違います。自分たちがどちらか、星座早見表で確かめてください。
Q. 誕生日が近い異性と付き合うとき、気をつけることは?
A. 似ている部分が多いぶん、違う部分を見落としやすい組です。生まれ年が違えば月の星座は9割以上の組で違うので、疲れたときの過ごし方を確かめ合うと安心です。
Q. 同じ星座どうしの相性記事と、点数が違うのはなぜ?
A. 星座どうしの記事は、星座の組だけで出す一般の点数です。生年月日で診断すると、二人それぞれの月や金星も入ります。たとえば牡羊座どうしは、牡羊座同士の相性の81点が一般の点数です。
まとめ|誕生日が近い二人は、似ている部分と違う部分を知って仲よく
誕生日が近い人の相性は、天庵式では高めに出やすい組です。差が2週間ほどまでなら、ふつうの二人の平均を上回りました。
同じになりやすいのは太陽・水星・金星で、月はほとんど同じになりません。1か月違いの二人は隣の星座どうしで、少し翻訳が要る組です。
数字は、二人をよく知るための入り口です。似ているところを楽しみ、違うところは言葉で確かめ合ってください。二人の点数も、相手をもっと知るための話のきっかけになります。
気になる人の星座が自分と離れていても、12星座の相性表で二人の組の点数を引けます。
出典
- 太陽の通り道を12に区切った星座の決まり:国立天文台 暦計算室「暦Wiki 黄道十二宮」
- 水星と金星が、地球から見て太陽から遠く離れない仕組み:日本天文学会 天文学辞典「最大離角」
- 誕生日の差ごとの割合と点数:天庵の天体計算(1960〜2009年の無作為の日時で各2万組。誕生日の差の行は二人の生まれ年を別の年に、ふつうの二人は完全に無作為に選んだ。点数は生年月日の相性診断と同じ決まりで、出生時刻なしの場合)
- 誕生日が重なる確率:1年の365日が同じ割合で生まれると仮定した計算


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