太陽と金星の相性|シナストリーの7つの角度と、どちらの太陽かで変わる読み方【天庵】

太陽と金星の相性をイメージした、夜空で金色の大きな光と淡い桃色の小さな光が細い線で結ばれ、角度をつくっているイラスト

太陽と金星の相性は、一人の生き方を、もう一人がどう好ましく感じるかを見るものです。

天庵の見立ては、「太陽と金星の角度は、相手のどこに好意が向きやすいかの型。良し悪しではなく、好意の伝え方を決める手がかりです」です。

相性を見るために、二人のホロスコープ(生まれたときの星の配置図)を重ねる技法をシナストリーと呼びます。技法の全体と読む順番は、シナストリーの解説にまとめています。

この記事で扱うのは、次の5つです。

  • 自分の太陽×相手の金星と、その逆の読み分け
  • 7つの角度ごとの、起きやすい会話と次の一言
  • 二人の太陽星座で、出る角度が絞られる理由
  • 太陽と月、金星と火星との使い分け
  • 二人の角度の調べ方

ここからの話は西洋占星術の中の読み方です。角度ごとの読みと場面は天庵によるもので、定説ではありません。

目次

結論|太陽と金星の7つの角度は「好意が向く場所」の違い

Aさんの太陽とBさんの金星の角度で見たときの、ひとこと版です。

角度Bさんの好意が向きやすい所ひとこと
0度Aさんが当たり前にしていること素の部分が好かれる
30度Aさんの、自分とは少し違う手順近いのに言葉にしにくい
60度Aさんに声をかけるきっかけ一言で動き出す
90度Aさんの打ち込み方。ただし楽しみ方とぶつかる好きと困るが同じ場所にある
120度Aさんの話し方・いつもの様子楽なぶん言わなくなる
150度Aさんの意外な面。うれしさの形が読みにくい理由が見えにくい
180度Aさんの、自分にはない所憧れと距離が同時に来る

この表は、いい組と悪い組の順位ではありません。どの角度にも、うれしい面と手間のかかる面があります。

角度がないと悪い、というわけでもありません。生年月日の組み合わせを1本の線で数えると、62.2%は7つの角度のどれにも入りません。

太陽と金星の相性の読み方|どちらの太陽かで主語が変わる

図を見て最初に確かめたいのは、度数より「どちらの太陽か」です。

線は2本ある。自分の太陽×相手の金星と、その逆

太陽は、その人らしさや生き方の中心を表します。金星は、何を好ましく感じるかを表します。自分の星が何座かは、太陽星座と金星星座の解説で確かめられます。

天庵は、太陽の人を「好意を向けられる側」、金星の人を「好意を向ける側」として読みます。これは決まった定説ではなく、天庵の読み方です。

二人のあいだには、線が2本あります。線が逆になると、主語も入れ替わります。「自分が好かれている所」の話が、「自分が相手を好ましく思う所」の話に変わるのです。

Aの太陽×Bの金星Bの太陽×Aの金星
好意を向けやすい人BさんAさん
好意を向けられる所AさんのらしさBさんのらしさ
例:60度だけがあるAさんが、好みを言い当てられて動きやすいBさんが、好みを言い当てられて動きやすい
片方の線だけに角度があるときAさんは「好かれている理由が分からない」となりやすい。Bさんに聞いてみるBさんが同じように感じやすい。Aさんに聞いてみる

2本とも角度があるときは、互いに別の所を好ましく感じていると読みます。同じ角度になるとは限りません。

二人の図を横に並べ、Aさんの太陽からBさんの金星へ、Bさんの太陽からAさんの金星へ、向きの違う2本の線を引いた図
太陽と金星の線は、二人のあいだに2本あります

同じ二人でも、2本の答えは違う

架空の二人で見てみます。実在の人物ではありません。Aさんは1993年11月5日生まれ、Bさんは1991年8月18日生まれとし、どちらも正午で計算しました。

線二つの星の位置度数の差判定
Aの太陽×Bの金星蠍座12.7度と乙女座2.1度70.6度どの角度にも入らない
Bの太陽×Aの金星獅子座24.7度と天秤座25.0度60.3度60度

この二人では、Aさんの好意がBさんに向かう線にだけ、角度があります。だからといって、Bさんの好意がないという意味ではありません。もう1本の線には、この読みの手がかりがないだけです。

一定間隔で選んだ4,346,594組で数えると、2本が同じ角度になるのは5.3%だけでした。主な5つの角度(0度・60度・90度・120度・180度)で見ると、次のとおりです。

  • 2本のどちらかに入る組:54.6%
  • 2本とも入る組:12.0%

片方の線だけで「好かれている」「好かれていない」と決めず、2本とも読んでください。

男性の金星・女性の太陽で見る?

「男性の金星と女性の太陽」のように、性別で線を決めて見る説明もあります。天庵は性別で線を選ばず、2本とも読みます。同性の二人でも、読み方は同じです。

太陽と金星の7つの角度|会話の場面と、次の一言

ここからは、Aさんを太陽の人、Bさんを金星の人として書きます。逆の線を読むときは、名前を入れ替えてください。会話はどれも、読み方を伝えるための例です。

0度(コンジャンクション)|素の部分が好かれる

Bさんは、Aさんが当たり前にしていることを、そのまま好むと読みます。本人には普通のことなので、ほめられると少し戸惑います。

  • Bさん「その段取りのしかた、好きだな」
  • Aさん「普通にやっただけだよ」

すれ違いが出やすいのは、Aさんが変わろうとするときです。段取りを人に任せ始めたAさんに、Bさんが「前のほうが」と感じることがあります。Aさんは、今の自分を止められたように受け取るかもしれません。

次の一言は、Aさんなら「普通だよ」の代わりに「ありがとう」です。Bさんは「今のここも好き」と、今の話をすると届きます。用語としての意味はコンジャンクションの解説をどうぞ。

30度(セミセクスタイル)|近いのに言葉にしにくい

らしさと好みがすぐそばにあるのに、少しだけ違う組です。Bさんは好意を持っていても、Aさんと同じ手順を好むわけではありません。

  • Aさん「週末は部屋を片づけたいな」
  • Bさん「じゃあ終わったらお茶にしよう」

片づけには加わらず、終わったあとを楽しみにしている会話です。Aさんの手順はそのままで、二人の時間はつながっています。

すれ違いは、好きな理由が言葉になりにくいことです。Aさんは「どこがいいと思っているんだろう」と首をかしげます。

次の一言は、具体的に一つ言うことです。「片づけたあとの、すっきりした顔が好き」くらいで十分です。用語の説明は、後の150度の節で案内する記事にまとめています。

60度(セクスタイル)|一言で動き出す

きっかけがあれば、Aさんの動きとBさんの楽しみがつながります。Bさんの一言で、Aさんの腰が軽くなる組です。

  • Bさん「この店、あなたが好きそう」
  • Aさん「よく分かったね。行こうか」

すれ違いは、好みが分かっている安心から、言わずに済ませることです。けんかになるわけではなく、静かに間があいていきます。

次の一言は、Bさんの「あなたが好きそうなものを見つけたら、また言うね」です。好みを覚えていることが、言葉で伝わります。用語としての意味はセクスタイルの解説をどうぞ。

90度(スクエア)|好きと困るが同じ場所にある

Bさんは、Aさんの打ち込み方に惹かれやすいと読みます。ただ、その打ち込み方が、自分の楽しみとぶつかることがあります。

  • Aさん「来月から週末は勉強にあてたい」
  • Bさん「応援はしたいけど、週末は一緒にゆっくりしたかったな」

Aさんは否定されたと感じ、Bさんは後回しにされたと感じることがあります。Bさんが好きなのは打ち込むAさんなので、気持ちが二つに割れるのです。よくない角度と決まっているわけではありません。

次の一言は、「やめて」ではなく「何曜の夜なら空く?」です。打ち込む姿を止めずに、自分の楽しみの場所を聞けます。用語としての意味はスクエアの解説をどうぞ。

120度(トライン)|楽なぶん言わなくなる

Aさんのいつもの様子を、Bさんは無理なく好むと読みます。Aさんが気をつかう場面でも、Bさんにはそれが心地よかったりします。

  • Aさん「長く話してごめん」
  • Bさん「ううん、その話し方が好きで聞いてた」

すれ違いは、楽なので好きな所を言わなくなることです。Bさんは伝わっているつもりで、Aさんは好かれていることを忘れがちです。

次の工夫は、「当たり前」と思った日に一度、どこがよいかを一つ言うことです。「今の話し方、いいね」の短さで足ります。用語としての意味はトラインの解説をどうぞ。

150度(クインカンクス)|理由が見えにくい

Bさんは好意を持っているのに、うれしさの形がAさんから読み取りにくい組です。どちらにも悪気はありません。

  • Bさん「記念日は静かに過ごしたかったな」
  • Aさん「にぎやかなほうが喜ぶと思ってた」

Aさんは張り切って用意した分、何がいけなかったのか分かりません。Bさんも、せっかくの気持ちを断ったようで言いにくくなります。

次の一言は「友だちを呼ぶのと二人で食事するの、どっちがうれしい?」です。二択にすると、Bさんも答えやすくなります。用語としての意味は、30度とあわせてクインカンクスの解説にあります。

180度(オポジション)|憧れと距離が同時に来る

Bさんは、自分にない所に惹かれやすいと読みます。遠くにあるから、まぶしく見える組です。

  • Aさん「人前で話すのは好きなんだ」
  • Bさん「私には無理。でも見ているのは好き」

すれ違いは、憧れが「同じにしてほしい」に変わるときです。Bさんが「もう少し私に合わせて」と言いたくなったり、Aさんが窮屈に感じたりします。

次の一言は、「私には無理」の後に「だから任せたい」を足すことです。憧れを、役目の分け方に変えられます。用語としての意味はオポジションの解説をどうぞ。

二人の太陽星座で、出る角度は絞られる

自分たちの図に、ある角度が見当たらないことがあります。太陽と金星の場合、それは二人の太陽星座の離れ方で説明できることが多いのです。

理由は、金星が太陽から遠くへ離れない星だからです。天庵の計算では、1960〜2009年の正午で、離れる幅は最大47.13度でした(1965年11月16日)。本人の太陽星座と金星星座の離れ方は、次のとおりです。

  • 同じ星座:23.7%
  • 1つ隣:58.4%
  • 2つ隣:17.9%
  • 3つ以上離れる日:なし

Bさんの金星はBさんの太陽の近くにあるので、Aさんの太陽との角度も、太陽星座の離れ方で範囲が決まります。たとえば同じ星座の二人は、離れても約77度までです。90度の幅の下限は82度なので、届きません。

太陽星座の離れ方ごとの割合

自分たちの行を探してみてください。Aの太陽×Bの金星で数えた割合(%)です。逆の線も、この表で引けます。

二人の太陽星座0度30度60度90度120度150度180度どれにも入らない
同じ星座12.77.87.3000072.2
1つ隣(30度)15.44.411.64.900063.7
2つ隣(60度)4.93.99.515.45.00061.3
3つ隣(90度)01.211.612.715.41.2057.9
4つ隣(120度)003.715.412.73.95.059.4
5つ隣(150度)0005.015.44.415.459.9
反対の星座(180度)00009.97.812.769.6

値は同じ離れ方の組の平均で、星座の組によって数ポイント違います。0の欄だけは、どの組でも0です。四捨五入で消えた値ではなく、計算のうえで、できない組です。

太陽星座の離れ方を縦に7段、角度を横に並べ、割合の大きさを濃さで示した表の図。同じ星座の段は右側が空き、反対の星座の段は左側が空いている
太陽星座の離れ方で、出る角度の範囲が決まります

行の探し方は、12星座を近いほうの向きに数えるだけです。魚座と牡羊座は1つ隣です。たとえば獅子座と蠍座は3つ隣、牡牛座と乙女座は4つ隣になります。

  • 獅子座と蠍座の二人に、0度と180度はできません
  • 牡牛座と乙女座の二人に、0度と30度はできません
  • 同じ星座の二人に、90度以上はできません
  • 反対の星座の二人に、90度以下はできません

割合は、良し悪しではない

表の割合は、その角度が多いか少ないかという事実です。多いからよい組、少ないから悪い組という意味ではありません。自分たちの行が0の角度は、「ない」と分かっただけです。

太陽と金星・太陽と月・金星と火星の違い

「相性は金星と火星で見るのでは?」と迷う方もいるでしょう。天庵の答えは、知りたいことで選ぶ、です。下の表のアスペクトは、星どうしの角度のことです。

太陽×金星太陽×月金星×火星
読む問い相手のどこを好ましく感じるか一緒にいて落ち着くかどう近づくか
出やすい場面ほめ言葉・好みの話疲れた日・家で過ごす時間誘い方・距離の詰め方
時刻で判定が変わらない組86.5%18.4%89.3%
天庵式の点数に入るか入らない入らない入る(星座の離れ方で「金星-火星の引力」)
詳しい記事この記事下の節金星と火星のアスペクト

どれか一つが本当の相性、ということはありません。いま引っかかっている場面に近い組から読んでください。

太陽と月の相性|二人の図で見る「安心」の角度

ここで読むのは二人の図の太陽と月です。一人の図の組み合わせは、太陽星座と月星座の144通りへどうぞ。

月星座の月は、気持ちの落ち着き方を表します。太陽の人をAさん、月の人をBさんとすると、7つの角度は次のように読めます。

角度読み場面の一言
0度相手の様子で気持ちが動きやすいB「今日は疲れてるでしょ」A「なんで分かるの」
30度落ち着き方が少し違う「先に話す?先に休む?」と聞く
60度声をかければ支え合いやすいB「今日は聞くだけでいい?」A「助かる」
90度進みたい人と休みたい人でぶつかりやすい「今日決める?明日にする?」を先に決める
120度無理なくいられる落ち着く理由を一度言葉にする
150度気づかいが的外れに見えやすい「何をされると楽?」と聞く
180度外の顔と家の顔を補い合う「外ではお願い、家では任せて」と分ける

「自分の月と相手の太陽」の線なら、自分が落ち着けるかを読みます。「自分の太陽と相手の月」の線なら、自分が支えを感じるかを読みます。こちらも2本とも見てください。

太陽と金星と違い、太陽と月の角度は太陽星座の離れ方に左右されません。どの離れ方でも90度は8.7〜9.0%、どれにも入らない組は62.1〜62.3%で、ほぼ同じでした。

夜明け前の静かな湖面に、沈みかけた月の白い光と、昇りはじめた太陽の金色の光が並んで映っているイメージ
太陽と月の角度は、二人の落ち着き方を読む手がかりです

太陽と月の合や90度は「しんどい」のか

しんどいと決まっているわけではありません。ただ、そう感じやすい場面はあります。

合(0度)は、相手の様子で気持ちが動きやすい組です。「なんで分かるの」がうれしい日もあれば、一人で考えたい日に窮屈に感じる日もあります。Bさんが「話したくなったら言ってね」と一歩引くと、Aさんは楽になることがあります。

90度は、進みたい人と休みたい人がぶつかりやすい組です。たとえば、こんな会話です。

  • Aさん「今日のうちに決めてしまおう」
  • Bさん「今日はもう考えたくない」

どちらかが間違っているわけではありません。「今日決める?明日にする?」を先に決めるだけで、話の中身と別に、ぶつかる所が一つ減りやすくなります。

180度も、役が固定すると重く感じることがあります。「外ではお願い、家では任せて」と分けておくと、補い合う形に戻しやすくなります。

しんどさは、角度そのものより、言い方と分担で変わる部分があります。

角度だけで、結婚に向くかどうかも決められません。

太陽と月は、男女で読み方が違うのか

月を女性、太陽を男性に当てて読む説明もあります。天庵は、性別で読み方を変えません。

どなたの図にも太陽と月の両方があります。「女性の太陽と男性の月」でも「男性の太陽と女性の月」でも、読むのは同じ2本の線です。夫婦でも、同性の二人でも変わりません。

太陽と月の角度は、どれくらい珍しいのか

1本の線で数えた割合は、次のとおりです。合は100組のうち4組ほどになります。角度の幅を8度(60度は6度、30度・150度は2度)として数えた割合で、幅を狭く取れば少なくなります。

太陽と月の角度割合
0度(合)4.4%
30度2.2%
60度6.7%
90度8.9%
120度8.9%
150度2.2%
180度4.4%
どれにも入らない62.2%

一定間隔で選んだ4,346,594組で2本の線を見ると、2本ともどの角度にも入らない組は38.7%でした。

少ないから特別によい、多いからよくない、という話ではありません。1本の線の割合は、太陽と金星の全部の組と同じでした。

太陽と月は、生まれた時刻で変わりやすい

二人の時刻を0時から23時59分まで30分ごとに組み合わせて比べました。判定が変わらない組は、太陽と金星で86.5%、太陽と月で18.4%です。月は平均約2.3日で次の星座へ移るほど動きが速く、時刻の影響を受けます。

時刻が分からないときの太陽と月は、一つの角度に決めず、幅で読んでください。「90度かもしれない」くらいの持ち方で十分です。

太陽と金星の角度の調べ方

角度を見るには、二人の生年月日が要ります。手順は次のとおりです。

  1. 二人の図を作り、太陽と金星の星座と度数を確かめる
  2. 度数を通し番号にする(牡羊座の0度を0とし、牡牛座は30から、獅子座は120から)
  3. Aさんの太陽とBさんの金星の差を出す
  4. 差が180を超えたら、360から引く
  5. その値が下の幅に入るかを見る
  6. Bさんの太陽とAさんの金星でも同じことをする

角度に入るとみなす幅を、オーブと呼びます。この記事の幅は、次のとおりです。

角度この記事のオーブ
0度・90度・120度・180度8度
60度6度
30度・150度2度

幅は流派で違い、狭く取る読み方もあります。この記事の割合は、すべて上の幅で数えた結果です。角度の種類そのものは、アスペクトの解説で確かめられます。

先ほどの架空の二人で計算します。Aさんの太陽は蠍座12.7度なので222.7、Bさんの金星は乙女座2.1度なので152.1です。差は70.6で、60度の幅(54〜66)にも90度の幅(82〜98)にも入りません。

星座と度数の調べ方は、月星座・金星星座などの調べ方にまとめています。

なお、天庵の無料診断(生年月日で診断・星座で選ぶ)は星座の単位で見るので、この度数の角度は見ません。

角度は別として、二人の全体の凸凹を見るなら

全体の様子も知りたくなったら、無料の相性診断の「生年月日で診断」が使えます。角度は出ませんが、二人の5軸の点数で全体の凸凹が分かります。

5軸は、太陽どうし・月どうし・金星と火星・水星どうし・太陽どうしと月どうしの平均です。太陽と金星の角度は入りません。点数の決まりは天庵式相性指数の説明にあります。

※天庵式相性指数は、西洋占星術の要素を独自に数値化した指標です。実際の人間関係や相性を断定するものではありません。

太陽と金星の相性を読むときに大切なこと

角度を読むときに、気をつけたいことを2つ挙げます。

好かれている所に、閉じ込めない

「あなたの好かれている所はここ」と分かると、そこを守りたくなります。けれど、人のらしさは変わっていくものです。0度の場面のように、「前のほうが」は相手を縛ることがあります。

金星の側の好みそのものを知りたいときは、金星星座でわかる恋愛傾向も参考になります。

読んだ内容で、相手を試さない

「120度なのに分かってくれない」「90度だから仕方ない」と、角度を相手に向けないでください。角度は相手を問いただす材料ではなく、自分の言い方を変える材料です。どう関わるかを決めるのは、ご本人です。

太陽と金星の相性のよくある質問

Q. 太陽と金星の合(0度)は悪いのですか?

A. 悪いと決まっていません。好意が直接届く一方で、相手の変化を受け止めにくいことがある、という読みです。

Q. 角度が一つもないと、相性が悪いのですか?

A. そうとは言えません。どの角度にも入らない組は、1本の線で62.2%、2本とも入らない組でも39.5%あります。ほかの星の組み合わせや、普段のやりとりを見てください。

Q. 太陽と金星と、金星と火星はどちらが大事ですか?

A. 知りたいことで選んでください。どこを好ましく感じるかなら太陽と金星、どう近づくかなら金星と火星です。

Q. 生まれた時刻が分からなくても見られますか?

A. 太陽と金星なら、約9割の組(86.5%)は時刻で判定が変わりません。太陽と月は約2割(18.4%)にとどまるので、幅で読んでください。

Q. 天庵の無料診断で角度は分かりますか?

A. 分かりません。無料診断は星座の単位で見て、5軸の点数を出すものです。度数の角度を知るには、この記事の調べ方の手順をお使いください。

まとめ|太陽と金星の角度は、好意の伝え方を決める手がかり

  • 太陽と金星の線は2本あり、どちらの太陽かで主語が変わる
  • 太陽の人は向けられる側、金星の人は向ける側、というのは天庵の読み方
  • 角度ごとに、起きやすい会話と次の一言がある
  • 金星は太陽から最大でも47度あまりなので、太陽星座の離れ方で出る角度が絞られる
  • 太陽と月は安心を読む組で、離れ方には左右されず、時刻には左右されやすい

続けて読むなら、上の比較表で案内した金星と火星のアスペクトの記事や、月星座の相性がおすすめです。太陽星座の組の点数は12星座の相性表から、ほかの言葉は用語集から引けます。

この記事は西洋占星術の一つの読み方です。二人の関係を断定するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。

計算の条件と出典

  • 生まれた日:1960年1月1日〜2009年12月31日の毎日(18,263日)。1日を1人と数えた
  • 時刻:日本時間の正午。時刻の比較だけは、0時から23時59分まで30分ごとの49点を二人で組み合わせた
  • 組の数:全部の組で333,537,169組。2本の線と時刻の比較は、一定間隔で選んだ4,346,594組
  • 星の位置:天庵の計算。5日分の正午の太陽・金星・月をNASA JPL Horizonsと照らし、小数2桁まで一致
  • 割合:天庵の計算のみ(NASAのデータで全部の組を数えたものではありません)
  • 金星と火星の時刻の数字(89.3%):金星と火星のアスペクトの記事と同じ4,330,940組を、同じ30分ごとの方法で数えた値
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