毛布にくるまって映画を観る金曜と、夜景を見に出かける金曜。牡牛座と獅子座の相性は、どちらの金曜を「幸せ」と感じるかの違いから読むと見通しがよくなります。数字に置き換えると、天庵式相性指数で69点になります。帯の名前でいえば「成長型カップル」(60〜74点)です。
天庵の見立ては、「牡牛座はくつろぐ時間に、獅子座は心がはずむ時間に幸せを感じやすい二人です。どちらも相手を喜ばせたいのに、自分の幸せの形で差し出すと、少しずれて届きます。一週間の中に両方の時間を並べれば、二人の関係は長く温まっていきやすいでしょう」です。
最初に二人の「いい時間」の違いを表にし、そのあと69点を5つの軸に分けて確かめます。後半では、楽しみ方が食い違う場面を会話でたどり、二人の幸せを一週間に並べる「献立」の考え方を紹介します。
69点・成長型カップル|金曜の夜が二通りある牡牛座と獅子座
牡牛座と獅子座は、「地と火で、どちらも頑固だからぶつかりやすい」と紹介されることがある組み合わせです。落ち着いた人と華やかな人、という対比で語られることもあります。
天庵は、すれ違いの中心を頑固さの量には置いていません。何を「いい時間」と感じるかが、二人で違うのです。牡牛座は体がゆるむ時間を、獅子座は胸が躍る時間を、幸せと受け取りやすいと天庵は読みます。
60〜74点という帯の意味は、天庵式相性指数の解説ページで確かめられます。そこで帯に添えられている言葉は、「課題はあるが、乗り越えるたびに絆が深まりやすい配置」というものです。点数が60点台にとどまることを、二人が合わない証拠のように受け取らなくて大丈夫です。
※天庵式相性指数は、西洋占星術の要素を独自に数値化した指標です。実際の人間関係や相性を断定するものではありません。数字の受け止め方も、これからの進み方も、選ぶのはお二人です。
※この点数は、二人の星座の組み合わせだけで出した簡易版です。くわしい出し方は、天庵式相性指数のページで説明しています。
「天体の位置を表わす基準」の表から|金牛宮と獅子宮の90°
「天体の位置を表わす基準として用います」。この一文の出どころは、国立天文台 暦計算室が公開する「暦Wiki 黄道十二宮」です。二十八宿や十二次と同じ仲間として、十二宮が紹介されています。
そのページでの十二宮は、太陽・月・惑星の通り道である黄道を、30°の幅で12等分した領域です。空に見える星座の広さとは切り離して、同じ幅でそろえてあるといいます。
表のいちばん左には、宮ごとの記号が並んでいます。牛の角を思わせる♉が金牛宮(おうし座)で、黄道座標は30°〜60°です。尾をくるりと巻いたような♌が獅子宮(しし座)で、120°〜150°です。
金牛宮から数えると、双子宮・巨蟹宮と進んで、三つ先が獅子宮です。始まりどうしを比べると、120°と30°の差で90°になります。
星と星のあいだに生まれる角度を、占星術ではアスペクトとして読みます。90度の角度につく名前はスクエアです。属するエレメント(火・地・風・水の4区分)を見ると、牡牛座が地で獅子座が火と、ここは分かれます。
一方で、クオリティ(星座の動き方を活動・固定・柔軟に分けた区分)は同じです。どちらも固定宮(不動宮とも)で、手にしたものや決めた形を保ちながら進みます。星座と深く結びつく星を支配星といい、牡牛座には金星、獅子座には太陽が当てられています。
くつろぐ幸せと、はずむ幸せ|牡牛座と獅子座が「いい時間だった」と思う瞬間
牡牛座は、体の力がふっと抜けたときに「幸せだな」と感じやすい星座です。好きな味、肌ざわりのいい布、慣れた部屋。そうしたものに囲まれると、心まで落ち着いていきます。
獅子座は、胸が高鳴ったときに「幸せだな」と感じやすい星座です。きらめく景色、誰かと分かち合う笑い、気分の上がる装い。心が外へ開いていく時間に、元気が湧いてきます。
日常のいくつかの場面で、二人の「幸せ」を並べてみます。
| こんなとき | 牡牛座が幸せを感じる形 | 獅子座が幸せを感じる形 |
|---|---|---|
| 休みの前の夜 | 家で好きなものを食べ、早めにくつろぐ | 少しおしゃれをして、明るい街へ出る |
| 好きな人と食べるとき | 何度も通った店の、いつもの一皿 | 景色や雰囲気に心が躍る、初めての店 |
| 部屋で過ごすとき | 手ざわりのいい毛布と、静かな音楽 | 好きな色の小物と、にぎやかな映画 |
| うれしいことがあった日 | 一人でゆっくり、その喜びをかみしめる | すぐに誰かに話して、一緒に喜ぶ |
| 疲れた日 | 何もしない時間で、体を休める | 好きな人の明るい声で、気持ちを立て直す |
どちらも、好きな人を喜ばせたい気持ちはしっかり持っています。ただ、差し出すときに自分の幸せの形を使いがちです。
牡牛座の「今日はゆっくりしよう」は、獅子座には少し物足りなく届くことがあります。獅子座の「出かけよう」は、牡牛座には少し慌ただしく届くことがあります。
ここからは点数とは別の話として、二人のクオリティに目を向けます。どちらも固定宮なので、自分になじんだ幸せの形を保ちたい気持ちがあります。そのため、このずれは一度話しただけでは消えにくい、と天庵は読みます。
支配星の読みでいえば、金星は心地よさや好きなものを、太陽は自分らしさを表に出す力を表す星です。牡牛座が「受け取る」側、獅子座が「表す」側に立ちやすいのも、この読みと重なります。
牡牛座だけ、獅子座だけの持ち味は、牡牛座の性格と獅子座の性格で掘り下げています。
天庵式の5軸で69点を確かめる|金星-火星と長期安定度が16点
ここで69点を、天庵式の5つの軸にばらしてみます。一つの軸につき、上限は20点です。
| 軸 | 点 | 数え方 | 二人の場合 |
|---|---|---|---|
| 太陽星座の調和 | 12 | 90度の基本点のまま | 進む向きが交わる |
| 月星座の共鳴 | 12 | 火と地の13から、獅子座の決まりで1点減 | 安心の合図が違う |
| 金星-火星の引力 | 16 | 90度の基本点のまま | 相手の持ち味に惹かれる |
| コミュニケーション適合 | 13 | 火と地の14から、90度の決まりで1点減 | 張り合いに注意 |
| 長期安定度 | 16 | 火と地の15に、牡牛座の決まりで1点増 | 続ける力に1点 |
| 合計 | 69 | 基本点70に、減2・増1 | 成長型カップル |

足し引きをする前の合計は70点でした。減るのは月星座の共鳴とコミュニケーション適合で、1点ずつです。増えるのは長期安定度の1点で、差し引き69点に落ち着きます。
数字のもとにしたのは、誕生日に太陽が入っていた星座、太陽星座の組み合わせだけです。同じ牡牛座、同じ獅子座どうしでも、月星座や金星星座が入る場所は一人ずつ異なります。お二人の実感と数字がずれることもあると、心に留めておいてください。
太陽星座の調和(12/20点)|大地と炎は、進む向きが交わる
90度の組に置く基本点は12点で、牡牛座と獅子座に足し引きはありません。天庵式では、エレメントが違い噛み合いにくい角度として、90度の出発点を12に置いています。
ここからは数字を離れて、二つのエレメントを景色に置き換えます。牡牛座の地は、季節を重ねて実りを育てる畑です。獅子座の火は、その畑を照らす真昼の陽ざしです。
畑と陽ざしは、向きこそ交わりますが、どちらが欠けても実りは育ちません。進み方の違いは、二人がそろったときの厚みにもなる、と天庵は読みます。
月星座の共鳴(12/20点)|安心の合図を受け取る場所が違う
エレメントが火と地に分かれる組では、この軸を13点から数えます。そこに、獅子座を含む組は1点下げるという天庵式の決まりが加わり、12点です。獅子座は、自分だけに注がれる特別な関心でほっとする星座とされます。そのぶん安心を確かめる場面でずれが起きやすい、というのが1点の理由です。
点数とは別に、心がほどける瞬間を見てみます。牡牛座は、いつもの毎日が穏やかに続いていると感じたときに安心しやすい人です。獅子座は、自分に向けた温かい言葉や表情を受け取ったときに安心しやすい人です。
牡牛座が黙ってそばにいるのは、満ち足りているからかもしれません。ただ、言葉を待つ獅子座からすると、黙っている牡牛座の心が読み取りにくい夜もあるでしょう。差があるのは合図の出し方で、相手を思う量ではない、というのが天庵の読みです。
金星-火星の引力(16/20点)|ゆったりした人に惹かれる獅子座、晴れやかな人に惹かれる牡牛座
惹かれ方を見るこの軸は、90度の基本点16点のままです。自分にないものへ引き寄せられる力は、角度が違っても生まれるというのが天庵式の考え方です。5つの軸を見渡すと、長期安定度と同点で、ここが一番の高さです。
惹かれ方として読むと、獅子座は牡牛座のゆったりした佇まいに、ほっと息がつける場所を見つけやすいでしょう。牡牛座は獅子座の晴れやかさに、自分の毎日がぱっと明るくなる感覚を覚えやすいでしょう。
どんなものに心を奪われるかは金星、好きな人との距離の詰め方は火星が受け持ちます。二つの星の見方は、金星星座・火星星座の記事にまとめてあります。
コミュニケーション適合(13/20点)|話し合いが「どっちが正しいか」になりかけたら
会話の軸は、火と地の組なら14点が出発点です。90度の組はここから1点下げる決まりで、13点になります。90度は同じクオリティどうしが向き合う角度で、話し合いが張り合いに変わりやすいと見るからです。
暮らしの中に置き換えると、獅子座は「こうしたい!」と気持ちを先に出して話しやすい人です。牡牛座は「少し考えさせて」と、納得するまで言葉をためてから話しやすい人です。
話し合いが「どちらの案が正しいか」に傾いたら、いったん「どちらの幸せの話か」に戻してみてください。言葉や考え方をつかさどるのは水星です。水星星座が違えば、同じ二人でも会話の運び方は変わってきます。
長期安定度(16/20点)|牡牛座の1点が、続ける力を少し厚くする
続ける力の軸は、火と地の組だと出発点が15点です。牡牛座が入ると1点上がるのが天庵式の決まりで、「変えずに続ける」星座と見るためです。獅子座のほうには、上げ下げの決まりがありません。
数字から離れて読むと、二人はどちらも、一度大事にすると決めた相手から簡単には離れない人です。いつもの過ごし方を守る牡牛座と、毎日に明るさを足す獅子座。続け方の役が自然に分かれやすい二人だと天庵は読みます。
毛布と夜景のあいだで|二人の「楽しい」が食い違うとき
楽しみ方がかみ合わない瞬間を、短いやりとりで再現してみます。セリフの前には星座名だけを置き、男女は決めずに書いています。
金曜の夜、「夜景を見に行こう」と「チーズを開けよう」
一週間の仕事を終えた金曜の夕方。獅子座から、うきうきした連絡が届きます。
獅子座「せっかくの金曜だし、夜景の見えるところに行こうよ」 牡牛座「今日は、取り寄せたチーズを家で開けようと思ってたんだ」 獅子座「……え、家?」 牡牛座「うん。毛布もあるし」
獅子座は、一週間がんばった自分たちに、心が躍る夜を贈りたかったのです。牡牛座も、くつろげる夜を二人で過ごしたかったのです。誘い方は違っても、根っこにあるのは相手を喜ばせたいという同じ思いです。
両方の幸せを入れるなら:一晩を二つに分けてみてください。「夜景を見たら、帰ってチーズにしよう」と言えば、どちらの夜も残ります。分けにくい日は、「来週の金曜は夜景」と日にちまで決めて約束します。
カーテンを選ぶ店で、手ざわりと色が分かれる
二人で暮らす部屋のカーテンを選びに、店へ来ました。牡牛座は布を一枚ずつ指でつまみ、獅子座は売り場の奥の明るい色へ一直線に向かいます。
獅子座「これ見て!この色、部屋がぱっと明るくなりそう」 牡牛座「きれいだね。でも生地が少しかたいかな。こっちのほうが、さわり心地がいい」 獅子座「それ、ちょっと地味じゃない?」
牡牛座は、毎日ふれるものの手ざわりで選びたい人です。獅子座は、見た瞬間に気分が上がる色で選びたい人です。どちらも、二人の部屋を好きな場所にしたい気持ちは同じです。
両方の幸せを入れるなら:選ぶ役を分けてみてください。生地は牡牛座の候補から、色は獅子座の候補から選ぶ、という決め方です。二人の候補が重なる一枚を探す時間も、案外楽しいものです。
陶芸教室で作った器を、撮りたい人とまず使いたい人
二人で通った陶芸教室から、焼き上がった器が届きました。少しゆがんだ形も、手作りらしい味わいです。
獅子座「並べて写真撮ろう!みんなにも見せたい」 牡牛座「その前に、これでお茶を一杯飲みたいな」 獅子座「えー、撮ってからにしようよ」
獅子座にとって、うれしいものは人と分かち合うことで、さらにうれしくなります。牡牛座にとって、うれしいものはまず自分の手でゆっくり確かめたいものです。
両方の幸せを入れるなら:「使う」と「見せる」の順番を先に決めておきます。今日は一杯飲んでから撮る、次の器は撮ってから使う、と交代にしてもよいでしょう。見せる相手の範囲も、牡牛座に一度聞いておくと安心です。
落ち込んだ夜、毛布を持ってくる人と、言葉を待つ人
獅子座が、仕事でうまくいかなかった日の夜です。帰ってくるなり、ソファに深く沈み込みました。牡牛座は黙って温かいお茶をいれ、毛布を肩にかけて隣に座ります。
獅子座「……何か言ってくれないの?」 牡牛座「言葉より、まず休んでほしくて」 獅子座「休むのもいいけど、『大丈夫』って聞きたかった」
牡牛座は、自分がしてほしい形で相手を励ましています。獅子座は、温かい言葉で心に灯りをともしてほしかったのです。
逆の日もあります。牡牛座が落ち込んだ日に、獅子座が「気晴らしに出かけよう」と手を引くと、牡牛座は少し疲れてしまうかもしれません。どちらの励まし方も、優しさから出ているものです。
両方の幸せを入れるなら:落ち込んだ側が、先に一言だけ欲しいものを言ってみてください。「今日は言葉がほしい」「今日は静かにしていたい」。それだけで、相手は差し出す形を選びやすくなります。
一週間に「くつろぐ一皿」と「はずむ一皿」を|二人の幸せの献立
四つの場面に共通していたのは、二人がそれぞれ自分の幸せの形で相手を喜ばせようとしていたことでした。どちらかの形に寄せきると、寄せた側が少しずつ疲れていきます。
天庵がすすめるのは、一週間を献立のように考えることです。くつろぐ時間を「一皿」、はずむ時間を「一皿」として、週の中に両方を並べます。
| 場面 | 牡牛座の「くつろぐ一皿」 | 獅子座の「はずむ一皿」 | 一つの日に並べるなら |
|---|---|---|---|
| 金曜の夜 | 家で好きな味と映画 | 夜景や明るい街 | 外で少し遊んでから、家で落ち着く |
| 休みの日の昼 | 近所の散歩と昼寝 | 話題の展示やにぎやかな場所 | 午前は出かけ、午後は家でゆっくり |
| 部屋づくり | 手ざわりのいい布や家具 | 気分の上がる色や飾り | 素材は牡牛座、色は獅子座が選ぶ |
| どちらかが疲れた日 | 静かな時間と温かい飲み物 | 励ましの言葉と笑顔 | 先に一言、欲しいほうを伝える |
| 年の節目 | 毎年同じ年越しの過ごし方 | その年だけの年明けの迎え方 | 恒例はそのまま、迎え方を一つ新しく |
決め方の目安として、週の始まりに小さな習慣を一つ置いてみましょう。月曜の夜などに、「今週のくつろぐ一皿」と「今週のはずむ一皿」を一つずつ口に出して決めます。献立が決まっていると、誘う側も誘われる側も、気持ちの準備がしやすくなります。
牡牛座と獅子座が恋に落ちると|ゆったりした人と、晴れやかな人の惹かれ方
二人の恋は、相手の中に自分にない空気を見つけるところから始まりやすいでしょう。獅子座は、牡牛座のそばでは肩の力が抜ける感覚を覚えやすい人です。牡牛座は、獅子座といると毎日に光が差すように感じやすい人です。
関係が落ち着いてくると、今度は休日の使い方の違いが目に入りやすくなります。獅子座は「もっと一緒に出かけたい」と感じ、牡牛座は「もっと家でゆっくりしたい」と感じるかもしれません。
ここで大切なのは、相手の好む過ごし方に「退屈」「せわしない」とラベルを貼らないことです。相手の好きな時間に付き合ってみると、自分では見つけられなかった楽しさに出会えることもあります。
牡牛座の彼と獅子座の彼女
牡牛座の彼は、気に入った店や場所に、彼女を何度も連れていきたくなる人です。獅子座の彼女は、その安心感をうれしく思いながらも、ときには新しいときめきを求めることがあります。
彼は、月に一度だけでも「今日は行ったことのない場所にしよう」と自分から誘ってみてください。彼女は、いつもの店で彼がくつろいでいる顔を見つけたら、「この時間、好きだな」と言葉にしてみてください。
獅子座の彼と牡牛座の彼女
獅子座の彼は、彼女を楽しませたい気持ちから、次々と予定を考えやすい人です。牡牛座の彼女は、その気持ちに感謝しつつ、予定が詰まると少し息苦しくなることがあります。
彼は、誘うときに「この日は家でのんびりする日」も一緒に提案してみてください。彼女は、彼が立てた予定のうち一つを「これは楽しみ」と先に伝えると、彼の張り合いになります。
二つの例は男女で書きましたが、誰が何を工夫するかを決めるのは性別ではありません。星座と性別の組み合わせが逆でも、同性のカップルでも、そのまま使えます。
一緒に暮らす牡牛座と獅子座|毎年の「いつもの」と、その年だけの思い出
一緒に暮らすと、一年のめぐり方にも二人の違いが出やすくなります。牡牛座は、季節ごとに同じ過ごし方をくり返すことに、深い安らぎを覚えやすい人です。獅子座は、その年にしかない思い出を一つでも増やしたい人です。
たとえば、年越しの過ごし方を相談すると、こんな会話になるかもしれません。
牡牛座「今年の大みそかも、家でおそばにしようか」 獅子座「いいね。でも年が明ける瞬間は、外で迎えてみたいな」 牡牛座「おそばは家で食べて、そのあと少しだけ出かける?それならいいかも」
このように、恒例として残すものと、その年だけ変えるものを一つずつ決めると、どちらの楽しみも残ります。毎年のくり返しが牡牛座の安心になり、毎年の小さな変化が獅子座の楽しみになります。
お金の判断、たとえば家計のやりくりや住まい、大きな買い物は、占いの出番ではありません。お二人の事情と、必要なら専門家の意見をもとに決めてください。
仕事仲間・友人として組む牡牛座と獅子座|旗を振る人と、味を守る人
同じ職場で組むと、人を呼び込む役は獅子座に、中身の質を見る役は牡牛座に回りやすいでしょう。新商品の試食会の準備を任された二人なら、こんなやりとりが聞こえてきそうです。
獅子座「お客さんが入りやすいように、入口を明るく飾りましょう」 牡牛座「いいですね。味の最終確認は、前日にもう一度させてください」
人の目を引く人と、手に取ったときの満足を守る人がそろうと、来た人の印象に残りやすくなります。気をつけたいのは、獅子座の勢いが牡牛座には「急ぎすぎ」に見える場面です。牡牛座の念入りな確認が、獅子座には「乗り気でない」と映ることもあります。
牡牛座の確認は、引き受けたものの質を落としたくない思いから来ている、と天庵は読みます。獅子座は、確認の日程を最初の計画に入れておくと、牡牛座も気持ちよく走り出せます。
獅子座が上司なら、牡牛座には考える時間を最初に渡すのが近道です。牡牛座が上司なら、獅子座の提案にまずよいところを一つ返すと、話が前に進みやすくなります。
友だちとしては、共通の習いごとの場で持ち味が出やすい二人です。料理教室なら、獅子座が場を和ませ、牡牛座が仕上がりの味を整える、といった具合です。
二人の幸せを長く並べておくために|来週の献立を、二人で書く
最後に、日々の中で続けやすい工夫を紹介します。どれも小さなことですが、くり返すほど二人の暮らしになじんでいきます。
- 相手の時間に付き合ったら、「楽しかった」を具体的に:「あの夜景、きれいだった」のように、場面を一つ添えます
- 自分の時間を頼むときは、「どのくらい」を添える:「1時間だけ」「この週末だけ」と区切ると、相手も応じやすくなります
- 月に一度、相手の幸せの時間を自分から用意する:牡牛座が出かける先を探し、獅子座が家でくつろぐ夜を整えます
牡牛座の人へ:獅子座の誘いは、あなたと楽しい時間を分け合いたい気持ちの表れです。全部に応えなくても、一つ応じるだけで獅子座の心は明るくなります。
獅子座の人へ:牡牛座の「家でゆっくり」は、あなたと安らぎを分け合いたい気持ちの表れです。その時間を一緒に味わってみると、静かな幸せの深さに気づけるかもしれません。
牡牛座と獅子座の相性で、よく届く質問
Q. 69点と聞いて、付き合いを続けるか迷っています
A. 天庵は、点数だけでそう決める必要はないと考えます。成長型カップルの説明文には、課題があることと、越えるたびに絆が深まりやすいことが一緒に書かれています。どう進むかを決めるのは、星ではなくお二人です。
Q. 出かけたい週末と家にいたい週末が、毎回ぶつかります
A. 一回ごとに勝ち負けを決めるより、ひと月を見渡して決めるのがおすすめです。たとえば、四回の週末のうち二回は外、二回は家と先に割り振ります。どちらの番か分かっていると、ぶつかる回数そのものが減りやすくなります。
Q. 二人の写真や思い出を、どこまで人に見せていいか迷います
A. 見せたい気持ちと、しまっておきたい気持ちは、どちらも大事にしてよいものです。迷ったときは、載せる前に一枚ずつ相手に確かめるのが一番です。範囲を二人で決めておくと、楽しい思い出のまま残りやすくなります。
Q. 獅子座と牡牛座の相性は、友だち同士だとどんな感じになりますか?
A. 旅行や共通の趣味では、役が自然に分かれやすい組み合わせです。行き先の候補を獅子座が出し、泊まる場所の心地よさを牡牛座が確かめる、といった形です。それぞれの得意を任せ合えると、一緒に出かける楽しみが続きやすいでしょう。
Q. 恋愛の章とは男女が逆の二人や、同性の二人でも、同じように読めますか?
A. 使えます。採点に性別は入っていないので、点数はどの組み合わせでも同じです。恋愛の章の男女の書き分けは、例を具体的にするための便宜です。どちらがどの工夫をするかは、お二人の性格に合わせて選んでください。
Q. 生まれた日の星をもっと細かく見ると、読み方は変わりますか?
A. 細かく見るほど、読み方に幅が出てきます。記事の69点は、誕生日の太陽がどの星座にあったかだけで出しています。月星座や金星星座がどこにあるかで、くつろぎ方やはずみ方の感じ方も違ってきます。二人の星を重ねて読むシナストリーという方法もあります。
おわりに|毛布の夜も夜景の夜も、二人の69点の一部
- 惹かれ合う力と続ける力が16点で並ぶ、天庵式69点の成長型カップルです。太陽と月の12点は、二人で育てていく軸です
- 牡牛座はくつろぐ時間に、獅子座は心がはずむ時間に、幸せを感じやすい二人です。幸せの形が違っても、相手を思う気持ちに差はありません
- すれ違ったときは、一週間の中に「くつろぐ一皿」と「はずむ一皿」を両方並べると、どちらの幸せも残りやすくなります
- この先の二人の形を決めるのは、星ではなくお二人自身です
牡牛座が入るほかの組では、牡牛座と蟹座の相性と牡牛座と水瓶座の相性で、また違う場面のすれ違いを読めます。獅子座から見たほかの組は、獅子座と山羊座の相性や獅子座と射手座の相性でたどれます。
ほかの組み合わせの点数を一覧で確かめたいときは、星座相性診断|12星座の組み合わせから相性を探すの表が便利です。星座ごとの性格は星座一覧から、占星術の言葉は用語集から調べられます。二つのランキング(獅子座と相性のいい星座ランキング・牡牛座と相性のいい星座ランキング)では、この組をそれぞれ10位と11位としています。


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