天王星双子座とは、天王星が双子座を進んでいる時期のことです。今回は2026年4月26日に本格的に始まり、2033年5月22日まで続きます。
その前の2025年7月7日にも、天王星は一度双子座に入りました。ただ、11月8日に牡牛座へ引き返しています。「2025年から」と「2026年から」の両方を見かけるのは、このためです。
天王星は、占星術で「切り替え」と「新しいやり方」を受け持つ星です。双子座は、言葉・情報・身近な学びの星座です。天庵はこの7年を「伝え方を試して、選ぶ7年」と読んでいます。
この記事では、まず日時を表で確かめます。そのあと、7年の進み方、占星術での意味、前回1941〜49年の事実、12星座別の読み方の順に進みます。
天王星双子座の期間|入り・戻り・出る日時を一覧で
天王星は、2025年から2033年にかけて、双子座の境目を6回またぎます。日本時間で並べると、次のとおりです。
| 日時(日本時間) | 天王星の動き | 位置づけ |
|---|---|---|
| 2025年7月7日 16時47分ごろ | 牡牛座 → 双子座 | 最初の入り |
| 2025年11月8日 11時19分ごろ | 双子座 → 牡牛座 | 逆行でいったん戻る |
| 2026年4月26日 9時51分ごろ | 牡牛座 → 双子座 | 本格的な入り |
| 2032年8月4日 3時21分ごろ | 双子座 → 蟹座 | 最初の出 |
| 2032年12月12日 15時20分ごろ | 蟹座 → 双子座 | 逆行で双子座へ戻る |
| 2033年5月22日 22時16分ごろ | 双子座 → 蟹座 | 本格的に出る |
※時刻はNASAの天体暦の値です。暦によって1〜2分前後します。
本格的に入ってから最後に出るまでは、約7年1か月です。最初の入りから数えると、約7年10か月になります。

2025年7月に入ったのに、なぜ戻ったのか
天王星は毎年5か月ほど、地球から見て後ろ向きに進んで見えます。これを逆行と呼びます。
2025年は、双子座に入ってすぐの9月6日に逆行が始まりました。双子座の入り口から1.5度しか進んでいなかったため、11月8日に牡牛座へ引き返しています。
2026年2月4日に順行へ戻り、4月26日に改めて双子座へ入りました。この3回目の境目が、今回の本格的な始まりです。逆行の仕組みは、惑星の逆行とはで金星や土星と並べて説明しています。
蟹座へ移るのは、2032年8月と2033年5月の2回
蟹座へ移る場面でも、境目を往復します。2032年8月4日に蟹座へ入り、10月7日に逆行を始めます。
そして12月12日に双子座の最後の場所へ戻り、2033年5月22日に蟹座へ移ります。「2032年まで」と書く解説も、「2033年まで」と書く解説もあります。日付の数え方が違うだけです。
日時は3つの暦で照らし合わせた
天庵では、天体の位置を計算する道具で日時を出し、作り手の違う暦と照らしました。
| 照らし合わせた暦 | 比べた境目 | 結果 |
|---|---|---|
| NASA JPL「Horizons」 | 2025〜2033年の6回、1941〜1949年の6回 | 日付はすべて一致。天庵の計算との差は最大17分 |
| ベストカレンダー | 同じ12回 | 日付はすべて一致。NASAとの差は最大6分 |
| 国立天文台 暦計算室 | 2025〜2026年の3回 | 日付はすべて一致。NASAとの差は1分 |
国立天文台のこのページは2032年の値を出せないため、出る日はNASAとベストカレンダーの2つで確かめました。表の時刻は、NASAの値を載せています。
7年の歩み方|1年に4.4度ほど、4割の日は逆行中
双子座は、黄道(太陽の通り道)を30度ずつに分けた区画の一つです。天王星はこの30度を、行きつ戻りつしながら渡ります。
天庵の計算では、天王星が双子座にいる日は合わせて2,576日でした。2025年の4か月と、2032〜2033年の戻りを含めた日数です。
| 数字 | 中身 |
|---|---|
| 双子座にいる日 | 2,576日(約7.05年) |
| そのうち逆行中の日 | 1,047日(40.6%) |
| 1年に進む量 | 4.4〜4.6度(2027〜2031年の各年) |
| 前回の本格入りからの間隔 | 約84年(1942年5月15日 → 2026年4月26日) |
※日数は、日本時間の正午に双子座にいたかどうかで数えました。
天王星は、1年のうち5か月ほどを逆行で過ごします。前へ8度ほど進み、4度ほど戻る。差し引きで、1年に4度あまり前へ進みます。
毎年の逆行は秋から翌年2〜3月ごろ
双子座にいるあいだの逆行の期間を、一覧にしました。どの年も、9月か10月に始まり、翌年の2月か3月に終わります。
| 逆行の始まり | 順行に戻る日 | 始まる位置 | 戻る位置 |
|---|---|---|---|
| 2026年9月11日 | 2027年2月8日 | 双子座5.7度 | 双子座1.7度 |
| 2027年9月15日 | 2028年2月13日 | 双子座10.0度 | 双子座5.9度 |
| 2028年9月19日 | 2029年2月16日 | 双子座14.2度 | 双子座10.2度 |
| 2029年9月24日 | 2030年2月21日 | 双子座18.6度 | 双子座14.5度 |
| 2030年9月28日 | 2031年2月25日 | 双子座22.9度 | 双子座18.8度 |
| 2031年10月3日 | 2032年3月1日 | 双子座27.3度 | 双子座23.2度 |
| 2032年10月7日 | 2033年3月5日 | 蟹座1.7度 | 双子座27.6度 |
逆行の期間は、ふり返りや手直しに向く時期と読まれます。空を進む天王星と生まれた日の星との関係は、トランジットとはで取り上げました。
天王星双子座の意味|占星術で語られるテーマ
天王星が受け持つのは、慣れたやり方をいったん外して、別の方法を試す働きです。双子座は、話す・書く・調べる・近くへ出かける、を表す星座です。
2つを重ねると、次のような読み方ができます。
| 天王星の働き | 双子座の受け持ち | 天庵の読み方の例 |
|---|---|---|
| いつものやり方の切り替え | 話す・書く | 連絡の取り方や文章の書き方を、少しずつ入れ替えたくなる |
| 新しい道具を試す | 調べる・情報 | 調べものや学びの道具を、一度は新しいものに替えてみたくなる |
| 型にはまらない | 身近な学び | 学ぶ順番や場所を、自分に合う形で組み直す |
| 思いがけない出会い | 近所・きょうだい | 近くの人との行き来に、新しい輪が加わる |
表はあくまで読み方の例で、世の中の出来事の予告ではありません。双子座そのものの人柄は、双子座の性格とはでくわしく紹介しています。
天庵の見立て|伝え方を試して、選ぶ7年
天庵は、天王星双子座を「伝え方の道具箱を入れ替える時期」と読みます。7年は、新しいものを試し、手に残るものを選ぶのにちょうどよい長さです。
暮らしの中では、たとえば次のような形で表れるかもしれません。
- 長い文章より、短いやりとりのほうが話が早いと感じる場面が増える
- 調べものを、本・検索・人に聞くの3つで使い分けたくなる
- ずっと使っていた手帳やメモの方法を、別の形に替えてみたくなる
試したものが全部残るとは限りません。合わなければ戻してよい、という気楽さも、天王星らしい受け取り方です。
「しんどい」と感じたら、変化の数を絞る
天王星の時期は、新しいことが一度に押し寄せるように感じる人もいます。「しんどい」と感じて、この言葉を調べる人もいるでしょう。
天庵は、これを「選べる数が増えすぎた合図」と読みます。そんなときは、試すことを1つに絞るのがおすすめです。7年あるので、急いで全部を変える必要はありません。
前回の天王星双子座は1941〜1949年
天王星が前に双子座を進んだのは、約84年前です。NASAによると、天王星は約84年で太陽のまわりを一周します。前回の出入りは、次のとおりでした。
| 日付(日本時間) | 境目 | 区切り |
|---|---|---|
| 1941年8月8日 | 牡牛座→双子座 | 最初の入り |
| 1941年10月5日 | 双子座→牡牛座 | 逆行 |
| 1942年5月15日 | 牡牛座→双子座 | 本格入り |
| 1948年8月31日 | 双子座→蟹座 | 最初の出 |
| 1948年11月12日 | 蟹座→双子座 | 逆行 |
| 1949年6月10日 | 双子座→蟹座 | 最後の出 |
最初の入りから最後に出るまでは約7年10か月で、今回とほぼ同じ長さです。前回も、入るときと出るときに1回ずつ行き来がありました。
この時期にあった、言葉と学びに関わる出来事
1941〜1949年は、日本にとって戦争と、その後の立て直しの時期にあたります。天庵は、星の位置を戦争や社会の出来事の原因とは考えません。
そのうえで、双子座が受け持つ「情報・学び」に関わる出来事を、記録に残る事実だけ3つ挙げます。
| 年月 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 1946年2月 | アメリカのペンシルベニア大学で、電子計算機ENIACが公開された | ペンシルベニア大学 工学部 |
| 1947年4月 | 日本で新制中学校が始まり、義務教育が9年に延びた(全学年の義務化は1949年度) | 文部科学省「学制百年史」 |
| 1947年12月 | アメリカのベル研究所で、トランジスタの働きが確かめられた(1956年のノーベル物理学賞) | コンピュータ歴史博物館・ノーベル財団 |
どれも、年代が天王星双子座の時期と重なったという事実です。星がこれらを起こしたとは言えません。占星術では、こうした重なりを時代の空気として語ることがある、という紹介にとどめます。
双子座生まれの人へ|天王星が太陽の近くを通る年
双子座生まれの人にとって、この7年は天王星が自分の太陽の近くを通る時期です。誕生日によって、その時期は1〜2年ずつずれます。
天庵で、双子座を5度ずつ6つに分けました。太陽がそこにある誕生日と、天王星が同じ5度にいる時期を並べています。
| 誕生日(太陽の位置) | 天王星が同じ5度の幅にいる時期 |
|---|---|
| 5月21日〜26日ごろ(双子座0〜5度) | 2025年7〜11月、2026年4〜7月、2026年10月〜2027年5月 |
| 5月26日〜6月1日ごろ(5〜10度) | 2026年8〜10月、2027年5月〜2028年5月 |
| 5月31日〜6月6日ごろ(10〜15度) | 2028年5月〜2029年6月、2030年1〜3月 |
| 6月6日〜11日ごろ(15〜20度) | 2029年6月〜2030年1月、2030年3〜7月、2031年1〜4月 |
| 6月11日〜16日ごろ(20〜25度) | 2030年7月〜2031年1月、2031年4〜7月、2031年12月〜2032年5月 |
| 6月16日〜22日ごろ(25〜30度) | 2031年7〜12月、2032年5〜8月、2032年12月〜2033年5月 |
※誕生日は1960〜2009年生まれで計算した範囲です。境目の日は、生まれ年によって前後の段に入ります。

逆行があるため、多くの段で天王星は2〜3回に分けて近くを通ります。1回目で始まったことを、2回目・3回目で形にしていく。これが天庵の受け取り方です。
ほかの天体との角度も合わせて読みたい方は、アスペクトとはから始めてください。

12星座別|天王星双子座の受け取り方(早見表)
ここからは、太陽星座ごとの短いヒントです。双子座が自分の星座から数えて何番目にあるかで、変化が出やすい場所を読みます。
| 星座 | 双子座は何番目 | 角度 | 変化が出やすい場所 |
|---|---|---|---|
| 牡羊座 | 3番目 | 60度 | 話し方・近くの行き来 |
| 牡牛座 | 2番目 | 30度 | 持ち物・得意の生かし方 |
| 双子座 | 1番目 | 0度 | 自分の見せ方そのもの |
| 蟹座 | 12番目 | 30度 | 一人で考える時間 |
| 獅子座 | 11番目 | 60度 | 仲間・集まりの顔ぶれ |
| 乙女座 | 10番目 | 90度 | 仕事での役目 |
| 天秤座 | 9番目 | 120度 | 学び・遠くへの関心 |
| 蠍座 | 8番目 | 150度 | 深く頼り合う関係 |
| 射手座 | 7番目 | 180度 | 向かい合う相手との関わり |
| 山羊座 | 6番目 | 150度 | 毎日の段取り |
| 水瓶座 | 5番目 | 120度 | 楽しみ・創作・恋 |
| 魚座 | 4番目 | 90度 | 家・心の土台 |
角度が60度・120度の星座は、新しいやり方を取り入れやすい組み合わせと読みます。90度・180度の星座は、向き合う中で自分らしい形が見つかる組です。0度の双子座は自分自身に、30度・150度の星座は少し離れた場所に、変化が静かに届くと読みます。優劣をつけるための表ではありません。
早見表は、誕生日の星座だけで見たおおまかな目安です。出生時刻まで分かる人は、ハウス(出生図を12に分けた部屋)で場所を絞り込めます。部屋ごとの意味はハウスとはにまとめました。双子座の来年の流れは、双子座の2027年運勢にあります。
天王星双子座の時期に生まれた人|世代の星として
出生図の天王星が双子座になるのは、次の期間に生まれた人です。
| 期間 | 始まり | 終わり |
|---|---|---|
| 2025年の一時的な滞在 | 2025年7月7日 | 2025年11月8日 |
| 今回の本格的な滞在 | 2026年4月26日 | 2032年8月4日 |
| 今回の最後の戻り | 2032年12月12日 | 2033年5月22日 |
| 前回の一時的な滞在 | 1941年8月8日 | 1941年10月5日 |
| 前回の本格的な滞在 | 1942年5月15日 | 1948年8月31日 |
| 前回の最後の戻り | 1948年11月12日 | 1949年6月10日 |
※始まりと終わりの当日生まれは、時刻しだいで牡牛座か蟹座になります。
生まれ持った天王星の星座は、同じ学年の多くの人が共有します。個人の性格より、世代の空気として読む星です。くわしくは冥王星星座・天王星星座・海王星星座とはで、生まれ年の早見表とあわせて紹介しています。
この記事で扱っているのは、いま空にいる天王星の7年の流れです。生まれ持った星(世代)と、いまの空の星(流れ)は、分けて読むと混ざりません。
冥王星水瓶座・風の時代との違い
天王星双子座と同じころの星の話に、「冥王星水瓶座」と「風の時代」があります。もとになる星と長さが違います。
| 比べる点 | 天王星双子座 | 冥王星水瓶座 | 風の時代 |
|---|---|---|---|
| もとになる星 | 天王星 | 冥王星 | 木星と土星 |
| 始まり(本格入り) | 2026年4月26日 | 2024年11月20日 | 2020年12月の接近 |
| 長さ | 約7年 | 約19年 | 約200年とされる |
| 読まれ方 | 伝え方・学び方の切り替え | つながり方のゆっくりした入れ替わり | 大きな時代の流れ |
双子座・水瓶座は、どちらも風のグループの星座です。風の星座に星が集まる時期として、3つを並べて語る解説もあります。同じころ牡羊座に入った海王星は、海王星牡羊座とはで紹介しています。冥王星の話は冥王星水瓶座とは、約200年の流れは風の時代とはで読めます。
よくある質問
Q. 天王星が双子座にいる期間を、日付で知りたいです
A. 本格的には2026年4月26日から、2033年5月22日までです。2025年7月7日〜11月8日にも一時的に双子座にいました。
Q. 双子座に入った時間は何時ですか?
A. 本格的な入りは、2026年4月26日の9時51分ごろ(日本時間)です。暦によって1〜2分前後します。
Q. 天王星双子座は、双子座の人にとって大変な時期ですか?
A. 天庵は、大変な時期とは読みません。自分の見せ方や伝え方を、新しい形に試し替えやすい時期と読みます。誕生日によって、天王星が近くを通る年は違います。
Q. 天王星双子座のあいだに、何か大きな出来事が起こりますか?
A. 星の位置で出来事を予告することは、天庵はしません。占星術では、言葉や情報の扱い方が少しずつ切り替わる時期として読みます。
Q. 天王星双子座の年に生まれた子どもには、どんな特徴がありますか?
A. 天王星の星座は同じ学年でほぼ共通なので、世代の空気として読みます。その子らしさは、太陽や月など個人の星で見るほうが向いています。
まとめ|天王星双子座は「伝え方を試して、選ぶ7年」
天王星双子座は、2026年4月26日に本格的に始まり、2033年5月22日に終わります。2025年の一時的な入りを含めると、天王星が双子座にいる日は2,576日です。
そのうち4割は逆行中で、1年に進むのは4.4度ほどです。天庵は、この7年を「伝え方の道具を試し、手に残るものを選ぶ時期」と読んでいます。
ほかの星の言葉は星座・占星術の用語集から、12星座の1年の流れは2027年の運勢一覧から開けます。
星の動きは、暮らしの向きを考えるための材料の一つです。どの新しいやり方を残すかは、あなた自身が選べます。
出典
- 天王星の入りと出の日時:NASA JPL Horizons System(地球から見た天王星の黄経を日本時間に換算)、ベストカレンダー「2025年の星座占い」ほか各年のページ、国立天文台 暦計算室「惑星の地心座標」
- 約84年という天王星の公転周期は、NASA Science「Uranus: Facts」による
- ENIACの公開(1946年2月):Penn Engineering「ENIAC」
- 新制中学校の発足と義務教育9年(1947年4月):文部科学省「学制百年史」新制中学校の発足と義務教育年限の延長
- トランジスタ(1947年12月):Computer History Museum「1947: Invention of the Point-Contact Transistor」、The Nobel Prize in Physics 1956
- 双子座にいる日数・逆行の期間・誕生日ごとの時期:天庵がPyEphemで計算し、上の暦と照らし合わせたもの


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