太陽と冥王星のアスペクトとは?スクエア・合の意味と、誕生日と生まれ年でわかる早見表【天庵】

太陽と冥王星のアスペクトをイメージした、朝の金色の光が、割れた石の奥にある紫の結晶まで差し込むイラスト

太陽と冥王星のアスペクトは、自分らしさをどこまで深く掘り下げるかを表す組み合わせです。

太陽は「その人の生き方の軸」を、冥王星は「根本から作り直す力」を表します。二つの星の開きぐあいで、その力の出方が変わります。

天庵の見立ては、「太陽と冥王星の角度は、強さの印ではなく、本気になれるものを掘り下げる道すじの違い」です。

読み進める前に、扱う内容を四つ挙げます。

  • 合・スクエア・オポジションなど、6つの角度の読み方
  • 1960〜2026年生まれの、誕生日と生まれ年で引ける早見表
  • 「やばい」「怖い」という声への、天庵の答え
  • 同じ誕生日でも、生まれ年で角度が変わる理由(天庵の計算)

角度は、生き方の傾向を考える材料の一つです。人生の出来事や、人の良し悪しを決めるものではありません。

目次

6つの角度の早わかり|違いは「掘り下げる道すじ」

太陽と冥王星の開きによって、自分を深めていく道すじが変わります。まずは全体を一つの表で見てください。

角度名前出やすい形力の生かし方
0度合・コンジャンクション決めた道を、とことん掘り下げる掘る対象を一つに絞る
60度セクスタイルここぞという場面で、底力が出る力を出す機会を自分でつくる
90度スクエア自分らしさを、何度か作り直す全部ではなく一部だけ替える
120度トライン大きな変化の中でも、軸がぶれにくいその落ち着きで人を支える
150度クインカンクス力の向け先が、少しずつずれる力を注ぐ先を定期的に見直す
180度オポジション強い相手との関わりで、自分の芯を知る守りたいものを先に言葉にする

角度ごとに良し悪しの順番をつける読み方は、天庵はしません。違うのは、深さが表に出るまでの道すじです。

太陽と冥王星のアスペクトとは|生き方の軸と、作り直す力

生まれた瞬間の星の配置図(ホロスコープ)で、二つの星がつくる開きの角度をアスペクトと呼びます。角度は全部で7種類あり、記号つきの一覧をアスペクトとはに載せています。

太陽は生き方の軸、冥王星は根本から作り直す力

太陽は、その人が何を大事にして生きるかという軸を表します。いわゆる「何座生まれ」は、太陽がいた星座のことです。誕生日の星座が何を表すかは、太陽星座とはで解説しています。

太陽を一周するのに約248年もかかるほど、冥王星は遠くを回っています。一つの星座に十数年以上とどまるので、同じ世代の人はほぼ同じ星座になります。

占星術では、冥王星は物事を根っこから見直し、新しい形に作り直す力の星として読まれます。太陽と角度をとると、その力が生き方の軸に直接かかわってきます。

誕生日と生まれ年で、ほぼ決まる

太陽は1日に約1度、冥王星は1年に2度ほどしか進みません。そのため、太陽と冥王星の開きは、1日のあいだにほとんど変わりません。

1960〜2026年の毎日を天庵が計算すると、93.5%の日は、0時でも23時59分でも判定が同じでした。

生まれた時刻が分からなくても、誕生日と生まれ年が分かれば、ほとんどの人は角度を確かめられます。この点が、時刻で角度が入れ替わる月と冥王星のアスペクトとの大きな違いです。

どこまでずれても角度と読むか(オーブ)

星座が何個離れているかでは判定しません。黄道(空で太陽が1年かけて通る道)の上で、何度開いているかを見ます。たとえば開きが84度や96度でも、スクエア(90度)と読みます。

ちょうどの角度から何度までのずれを認めるかを、オーブといいます。オーブの広さは流派で違いますが、天庵の角度の記事では次の幅でそろえています。

角度この記事で認めるずれ
0/90/120/180度前後8度まで
60度前後6度まで
30度・150度前後2度まで

【早見表】太陽と冥王星の合・スクエア・オポジション(1960〜2026年生まれ)

ここからは、生まれ年ごとに、太陽と冥王星が強い角度になる誕生日を一覧にします。強い角度とは、合・スクエア・オポジションの三つのことです。

早見表の見方|1990年生まれの例

まず生まれ年の行を見つけ、誕生日がどれかの期間に含まれるかを確かめます。どの期間にも入らなければ、強い三つの角度はありません。

たとえば1990年生まれの行は、合が11月2日〜19日です。スクエアは1月30日〜2月15日と、7月30日〜8月16日の2回あります。オポジションは4月29日〜5月15日です。

1990年の1月から12月を1本の帯にして、太陽と冥王星がスクエア・オポジション・スクエア・合になる4つの期間に色をつけた図
1990年生まれは、1年に4回、強い角度の期間があります

表の期間の両端の日だけは、生まれた時刻しだいで外れる場合があります。境目の日の人は、後の「調べ方」の手順で確かめてください。

1年のうち、スクエアは2回あります。太陽が冥王星を追い越した約3か月後と、追いつく約3か月前です。読み方は、どちらも同じスクエアとして扱います。

生まれ年1960〜1993年の表

右の列は、その年の1月1日に冥王星がいた位置です。1年のあいだに、ここから2度ほど先へ進みます。

生まれ年合スクエアオポジション1月1日の冥王星
1960年8/21〜9/75/16〜6/2・11/22〜12/82/17〜3/3乙女座6.0度
1961年8/23〜9/95/19〜6/4・11/24〜12/102/18〜3/5乙女座8.0度
1962年8/25〜9/115/21〜6/7・11/27〜12/132/20〜3/8乙女座10.0度
1963年8/27〜9/145/23〜6/9・11/29〜12/152/22〜3/10乙女座12.1度
1964年8/29〜9/155/25〜6/10・11/30〜12/162/25〜3/11乙女座14.2度
1965年8/31〜9/175/27〜6/13・12/3〜12/182/26〜3/13乙女座16.3度
1966年9/3〜9/205/30〜6/15・12/5〜12/212/28〜3/16乙女座18.4度
1967年9/5〜9/226/1〜6/18・12/7〜12/233/3〜3/18乙女座20.6度
1968年9/7〜9/246/3〜6/19・12/9〜12/253/4〜3/20乙女座22.9度
1969年9/9〜9/266/5〜6/22・12/11〜12/273/7〜3/22乙女座25.1度
1970年9/12〜9/296/8〜6/25・12/14〜12/303/9〜3/25乙女座27.4度
1971年9/15〜10/26/10〜6/27・12/16〜12/313/12〜3/27乙女座29.7度
1972年9/16〜10/31/1・6/12〜6/29・12/18〜12/313/13〜3/29天秤座2.0度
1973年9/19〜10/61/1〜1/3・6/15〜7/2・12/21〜12/313/16〜4/1天秤座4.4度
1974年9/22〜10/91/1〜1/5・6/18〜7/4・12/23〜12/313/19〜4/3天秤座6.8度
1975年9/24〜10/111/1〜1/8・6/20〜7/7・12/26〜12/313/21〜4/6天秤座9.2度
1976年9/26〜10/131/1〜1/11・6/22〜7/9・12/28〜12/313/23〜4/8天秤座11.7度
1977年9/29〜10/161/1〜1/12・6/25〜7/12・12/30〜12/313/26〜4/10天秤座14.1度
1978年10/2〜10/191/1〜1/15・6/28〜7/153/28〜4/13天秤座16.6度
1979年10/5〜10/211/2〜1/18・7/1〜7/183/31〜4/16天秤座19.1度
1980年10/6〜10/231/5〜1/21・7/3〜7/204/2〜4/18天秤座21.6度
1981年10/9〜10/261/7〜1/22・7/6〜7/224/5〜4/21天秤座24.1度
1982年10/12〜10/291/9〜1/25・7/9〜7/254/8〜4/24天秤座26.7度
1983年10/15〜11/11/12〜1/28・7/11〜7/284/11〜4/27天秤座29.2度
1984年10/17〜11/31/15〜1/31・7/13〜7/304/13〜4/29蠍座1.8度
1985年10/20〜11/51/17〜2/2・7/16〜8/24/16〜5/1蠍座4.4度
1986年10/23〜11/81/19〜2/4・7/19〜8/54/18〜5/4蠍座6.9度
1987年10/25〜11/111/22〜2/7・7/22〜8/84/21〜5/7蠍座9.5度
1988年10/27〜11/131/25〜2/10・7/24〜8/104/23〜5/9蠍座12.0度
1989年10/30〜11/161/27〜2/12・7/27〜8/134/26〜5/12蠍座14.5度
1990年11/2〜11/191/30〜2/15・7/30〜8/164/29〜5/15蠍座17.1度
1991年11/5〜11/212/2〜2/17・8/2〜8/195/2〜5/18蠍座19.6度
1992年11/7〜11/232/4〜2/20・8/4〜8/215/4〜5/20蠍座22.1度
1993年11/9〜11/262/6〜2/22・8/7〜8/245/7〜5/23蠍座24.6度

生まれ年1994〜2026年の表

生まれ年合スクエアオポジション1月1日の冥王星
1994年11/12〜11/292/9〜2/25・8/10〜8/275/10〜5/26蠍座27.1度
1995年11/15〜12/12/12〜2/28・8/13〜8/305/13〜5/29蠍座29.5度
1996年11/17〜12/32/14〜3/1・8/15〜8/315/14〜5/31射手座1.9度
1997年11/19〜12/62/16〜3/4・8/18〜9/35/17〜6/2射手座4.4度
1998年11/22〜12/82/19〜3/7・8/20〜9/65/20〜6/5射手座6.8度
1999年11/25〜12/112/21〜3/9・8/23〜9/95/23〜6/8射手座9.1度
2000年11/26〜12/132/24〜3/11・8/25〜9/115/25〜6/10射手座11.4度
2001年11/29〜12/152/26〜3/14・8/28〜9/135/27〜6/13射手座13.8度
2002年12/1〜12/182/28〜3/16・8/30〜9/165/30〜6/15射手座16.0度
2003年12/4〜12/203/3〜3/19・9/2〜9/196/2〜6/18射手座18.3度
2004年12/5〜12/223/4〜3/20・9/4〜9/206/3〜6/20射手座20.5度
2005年12/8〜12/243/7〜3/23・9/6〜9/236/6〜6/22射手座22.7度
2006年12/10〜12/273/9〜3/25・9/9〜9/256/8〜6/25射手座24.9度
2007年12/13〜12/293/12〜3/28・9/11〜9/286/11〜6/27射手座27.0度
2008年12/14〜12/303/13〜3/29・9/13〜9/296/13〜6/29射手座29.1度
2009年12/16〜12/313/16〜4/1・9/15〜10/26/15〜7/1山羊座1.2度
2010年1/1〜1/2・12/19〜12/313/18〜4/3・9/18〜10/46/17〜7/4山羊座3.3度
2011年1/1〜1/4・12/21〜12/313/20〜4/6・9/20〜10/66/20〜7/6山羊座5.3度
2012年1/1〜1/6・12/22〜12/313/22〜4/7・9/21〜10/86/21〜7/8山羊座7.3度
2013年1/1〜1/8・12/25〜12/313/24〜4/9・9/24〜10/106/24〜7/10山羊座9.3度
2014年1/1〜1/10・12/27〜12/313/26〜4/11・9/26〜10/126/26〜7/12山羊座11.2度
2015年1/1〜1/12・12/29〜12/313/28〜4/14・9/28〜10/156/28〜7/15山羊座13.2度
2016年1/1〜1/14・12/30〜12/313/30〜4/15・9/30〜10/166/30〜7/16山羊座15.0度
2017年1/1〜1/154/1〜4/17・10/2〜10/187/2〜7/18山羊座16.9度
2018年1/1〜1/174/3〜4/19・10/4〜10/207/4〜7/20山羊座18.8度
2019年1/3〜1/194/5〜4/21・10/6〜10/227/6〜7/23山羊座20.6度
2020年1/5〜1/224/6〜4/23・10/7〜10/237/7〜7/24山羊座22.4度
2021年1/6〜1/234/8〜4/25・10/9〜10/257/10〜7/26山羊座24.2度
2022年1/8〜1/254/10〜4/27・10/11〜10/287/12〜7/28山羊座25.9度
2023年1/10〜1/274/12〜4/29・10/13〜10/307/14〜7/30山羊座27.6度
2024年1/12〜1/294/13〜4/30・10/14〜10/317/15〜7/31山羊座29.3度
2025年1/13〜1/304/15〜5/2・10/16〜11/17/17〜8/2水瓶座1.1度
2026年1/15〜1/314/17〜5/4・10/18〜11/37/19〜8/4水瓶座2.7度

1月1日をまたぐ期間は、前の年と次の年の両方の行に分けて書いています。たとえば2010年1月1日〜2日の合は、2009年12月から続く期間です。

日付の裏づけ|NASAのデータで全日を照合

日付は、天庵の天体計算で日本時間の1分ごとに判定して出しました。さらに、NASAの天体暦「Horizons」の位置でも、24,472日すべての正午の判定を比べています。

判定が食い違ったのは3日だけでした。どれも開きの差が0.003度に満たない、境目ぎりぎりの日です。何年生まれが冥王星何座かは、冥王星星座・天王星星座・海王星星座とはで一覧にしています。

6つの角度を一つずつ|太陽と冥王星のアスペクトの読み方

ここからは、6つの角度を一つずつ読みます。ここからの解釈は、天庵としての読みです。当てはまる部分を拾い、合わない部分は気にせず読み流してください。

0度(コンジャンクション・合)|決めた道を、とことん掘り下げる

0度は、二つの星がほぼ同じ位置に並ぶ配置です。生き方の軸そのものに、深く掘り下げる力が重なっています。

何かを始めると、表面だけでは満足できません。趣味の料理でも、道具や食材の産地まで調べ始めることがあります。

一方で、掘る対象が多すぎると、力が分散して疲れてしまいます。今いちばん深めたいものを一つだけ選び、ほかは少し後回しにしてみてください。

ほかの星どうしの0度も知りたいときは、コンジャンクションとはを開いてください。

60度(セクスタイル)|ここぞという場面で、底力が出る

深く作り直す力が、ほどよい形で生き方を支える角度です。ふだんは穏やかでも、いざというときに粘り強さが出ます。

たとえば、仲間の計画が途中で行き詰まった場面です。この角度の人が「一度、最初から組み直そう」と言うと、話がまとまることがあります。

この角度の底力は、きっかけがあるときに表へ出てきます。待っているより、「その役、やってみてもいい?」と自分から手を挙げてみてください。

60度という配置そのものは、セクスタイルとはにくわしく書きました。

90度(スクエア)|自分らしさを、何度か作り直す

太陽と冥王星が直角をつくる角度です。「太陽 冥王星」で調べる人が、いちばん多く探しているのがこの角度です。

自分の思う生き方と、根本から変えたい気持ちが、ときどきぶつかります。その結果、人生のどこかで進む道を選び直す経験をしやすいと読まれます。

たとえば、周りの期待に合わせて選んだ道を、数年たってから自分の意思で選び直す場面です。選び直すたびに、自分の芯が少しずつ太くなっていきます。

天庵は、スクエアを「作り直すたびに、自分らしさの輪郭がはっきりする角度」と読みます。ぶつかる感覚は、本気で生きようとしている証拠です。

コツは、変えたくなったときに、全部を一度に壊さないことです。「仕事は続けて、学び方だけ替える」のように、一部から替えてみてください。

90度という角度そのものの意味は、スクエアとはで解説しています。

120度(トライン)|大きな変化の中でも、軸がぶれにくい

作り直す力が、生き方の軸と無理なく流れる角度です。環境が大きく変わっても、自分のペースを取り戻すのが早い傾向があります。

職場で体制が大きく変わったときも、慌てずに新しいやり方を覚えていきます。本人は「普通のこと」と思っていて、強みに気づいていないことが多い角度です。

その落ち着きは、変化に戸惑っている人の支えになります。周りが迷っているとき、「私はこう慣れていったよ」と順番を話してみてください。

多くは同じエレメント(火・地・風・水の4つの性質)どうしでできる120度は、トラインとはでくわしく紹介しています。

150度(クインカンクス)|力の向け先が、少しずつずれる

150度になる二つの星座は、多くの場合、エレメントも活動・不動・柔軟の区分もそろいません。頑張りたい方向と、深める力の向きが少しずれます。

一生懸命なのに、手ごたえが薄いと感じる時期があるかもしれません。それは力が足りないのではなく、注ぐ先が少しずれているだけのことが多いのです。

この角度は、ときどき向け先を見直すと楽になります。季節が変わるごとに、「今いちばん力を入れているもの」を書き出してみてください。

クインカンクスとはでは、150度と30度を並べて説明しています。

180度(オポジション)|強い相手との関わりで、自分の芯を知る

180度は、二つの星が図の反対側に位置する配置です。自分の外にいる、影響力の強い相手との関わりが、生き方のテーマになりやすい角度です。

意見のはっきりした上司や先輩と、何度か向き合う場面があるかもしれません。そのやりとりを通して、自分が本当に譲れないものに気づいていきます。

ぶつかりそうなときは、相手に合わせるか張り合うかを決める前に、自分が守りたいものを一行で書いてみてください。それだけで、話し合いの軸がぶれにくくなります。

向かい合う配置全般は、オポジションとはで星座の組ごとに読めます。

太陽と冥王星のスクエアは「やばい」「怖い」?

「太陽 冥王星 スクエア」と一緒に、「やばい」「怖い」と打ち込む人も少なくありません。なぜそう語られるのか、天庵はどう受け止めるのかを順に見ます。

そう言われるのは、冥王星の説明に強い言葉が多いから

冥王星は、昔から「終わりと始まり」「根本からの変化」といった言葉で説明されてきました。そのため、太陽との角度も、大きな出来事と結びつけて語られやすいのです。

けれど、角度は出来事の予告ではありません。天庵は、太陽と冥王星の角度を、自分を作り直す力を持っている印として読みます。

言われやすい言葉を、言い換えてみる

同じ性質でも、言葉を少し替えると見え方が変わります。よく聞く言い方と、天庵の言い換えを並べました。

よく聞く言い方天庵の言い換え
押しが強い場の責任を引き受ける覚悟がある
極端やるなら最後までやり切る
挫折しやすいやり直すたびに、芯が太くなる
敵を作りやすい譲れない点がはっきりしている
怖い真剣さが、まっすぐ届く

仕事や暮らしの選択は、自分の事情を先に

太陽と冥王星の角度は、生き方の傾向を考える手がかりです。仕事や暮らしの大きな決断を、角度だけで決める必要はありません。

迷ったときは、自分の事情と、信頼できる人の意見を先に置いてください。角度は、その後で「自分らしい選び方」を考えるときに使えば十分です。

朝の光が差す窓辺に置かれた、金継ぎで直された白い器のイメージ
作り直したところが、その人らしい模様になります

天庵の計算|同じ誕生日でも、生まれ年で角度が変わる

太陽と冥王星の角度は、誕生日だけでは決まりません。生まれ年が違うと、同じ誕生日でも結果が変わります。その仕組みを、1960〜2026年の計算で見ていきます。

合になる日は、1年に2日ほどずつ後ろへずれる

太陽と冥王星がぴったり重なる日は、1960年は8月29日でした。それが1990年は11月10日、2026年は1月23日になっています。

太陽が冥王星に追いつくまで、冥王星も少しずつ先へ進みます。そのぶん、重なる日は1年に平均2.3日ずつ遅くなりました。

1960年から2026年までの生まれ年ごとに、太陽と冥王星の合がぴったりになる日付を点で並べ、1960年の8月の終わりから2026年の1月の下旬へ、毎年少しずつ遅くなる様子を示した図
重なる日は、毎年少しずつ後ろへずれていきます

1年違いなら86%が同じ角度、10年違うと重ならない

同じ誕生日で生まれ年だけが違う二人を、正午の位置で比べました。片方が強い三つの角度のどれかを持つとき、もう片方も同じ角度になる割合です。

生まれ年の差もう片方も同じ強い角度
1年85.9%
5年28.9%
10年0%

1年違いなら、多くは同じ角度です。けれど10年違うと、重なる日は17〜27日ほどずれます。合の期間(約17日)より長いので、同じ角度の期間から外れます。

たとえば11月15日生まれで比べてみます。1990年生まれは一日中、合でした。1985年と2000年生まれは、どの角度にも入りません。

1995年11月15日生まれは、境目の日にあたります。午前9時41分より前ならどの角度にも入らず、それより後なら合です。

角度を持つ人の割合は、角度の幅で決まる

生まれた時刻で数えると、太陽と冥王星が強い三つの角度のどれかに入る人は17.8%でした。7つの角度のどれかに入る人は、37.8%です。

角度割合
合4.5%
スクエア8.9%
オポジション4.4%
トライン8.8%
セクスタイル6.7%

表にない30度(2.3%)と150度(2.2%)を足すと、37.8%になります。この割合は、ゆっくり動く星と太陽や月の組なら、ほぼ同じになります。角度に入る範囲の広さ(オーブ)で、おおよそ決まるからです。珍しいかどうかより、どの角度かを読むほうが大切です。

太陽と冥王星のスクエアの相性は?恋愛・二人の図での出方

続いて、恋人や身近な人とのあいだで、この角度がどう表れるかを読みます。角度があるからといって、関係の行方が決まるわけではありません。

自分が持っているときは、深く知ってから信頼する

太陽と冥王星に強い角度がある人は、相手を深く知ってから心を開く傾向があります。浅い付き合いを広げるより、少数の人と長く付き合うことを好みます。

好きになると、相手のことをきちんと知りたくなります。気になることがあれば、想像をふくらませる前に、相手がどう思っているかを短く聞いてみてください。

相手の太陽と自分の冥王星を重ねる見方

相性では、二人の図を重ね、相手の太陽と自分の冥王星の開きを測ることもあります。重ねて読むこの方法の名前が、シナストリーです。

生まれ年の差が数年以内なら、冥王星の位置はほとんど同じです。冥王星は1年に2度ほどしか進まないからです。そのため、相手の太陽と自分の冥王星の角度は、相手が自分の図に持つ角度とほぼ同じになります。

つまり「相手の太陽と自分の冥王星がスクエア」は、相手自身の生き方の特徴として読むほうが自然です。恋愛の角度を見るなら、金星と火星のアスペクトのほうが二人の違いが出ます。

性別で、読み方を分けない

検索では「女性」「男性」と分けて調べる人もいます。天庵は、太陽と冥王星の角度を性別で読み分けません。

同じスクエアでも、どの場面で作り直す力が出るかは人それぞれです。性別より、その人が今どんな場面にいるかを手がかりにしてください。

自分の太陽と冥王星のアスペクトを調べる手順

太陽と冥王星の角度は、生年月日だけでほとんど確かめられます。次の手順で見てください。

  1. 上の早見表で、自分の生まれ年の行を探す
  2. その行の中で、誕生日が含まれる期間を探す
  3. 期間の最初か最後の日に当たったら、次の計算で確かめる

計算で確かめるときは、太陽と冥王星の度数を、牡羊座0度から数えた0〜360度の通し番号に直します。差が180度を上回る場合は、360度から差し引いて小さい側の開きに直します。

たとえば1990年11月15日の正午は、太陽が蠍座22.5度、冥王星が蠍座17.9度でした。開きは4.6度です。オーブの8度以内なので、この日は合にあたります。

度数まで出す方法は、月星座の調べ方で紹介した手順と同じです。太陽がその日に何座にいたかは、誕生日の星座早見表で引けます。

出生時刻を知らない人は

時刻が分からないときは、生まれた日の0時と23時59分の2つで確かめてください。2つが同じ判定なら、その日のどの時刻でも同じです。

太陽と冥王星の角度は、1日のうちに入るか出るかが変わっても、1回までです。2つが違うときは、両方の読みを候補として持っておきましょう。

太陽と冥王星の角度で、よくある疑問

Q. 太陽と冥王星のアスペクトを持つ人の性格は?

A. 共通するのは、本気になれるものを表面で終わらせず、深く掘り下げる傾向です。合はとことん掘り、スクエアは何度か作り直し、トラインは変化の中でも軸がぶれにくい、と角度で出方が変わります。性格を決めつけるものではなく、傾向の一つとして読んでください。

Q. 夫(パートナー)が太陽と冥王星のスクエアです。暮らしは大変ですか?

A. 結婚生活がどうなるかは、角度では決まりません。スクエアの人は、生き方を選び直す時期に、仕事や暮らし方を大きく変えたくなることがあります。そのときは一人で決める前に、どこを変えて、どこを続けたいのかを、二人で言葉にしてみてください。

Q. 冥王星と太陽が、どの角度にもならない人がいるのはなぜ?

A. 角度に入る範囲は、円の一部だけだからです。天庵の計算では62.2%、つまり5人に3人ほどは、太陽と冥王星がどの角度もとっていません。角度がなくても、深く打ち込む力がないわけではありません。図全体で冥王星がどの星とも角度をとらない配置は、ノーアスペクトと呼ばれます。その場合も力がないのではなく、ほかの星に引っぱられず、単独で働きやすいと読まれます。

Q. 太陽と冥王星がスクエアだと、挫折しやすいのですか?

A. 挫折しやすさは、角度では決まりません。スクエアは、道を選び直すたびに自分らしさがはっきりしていく角度です。選び直しを「失敗」ではなく「作り直し」と受け止めてください。

Q. 今の空の太陽と冥王星は、いつ重なりますか?

A. 今の空の太陽と冥王星は、約1年と2日ごとに重なります。2026年は1月23日の夜で、次は2027年1月25日の夕方です。2026年10月18日〜11月3日ごろは、今の空でスクエアの期間です。その時期の空を自分の図に重ねる見方は、トランジットとはが入口です。

Q. 早見表の日付が、ほかの表と1日ずれているのはなぜですか?

A. 日本時間で数えているか、オーブを何度にしているかで、境目がずれるためです。この記事は日本時間で、オーブは前後8度で数えました。境目の日は、生まれた時刻で判定が変わることもあります。

Q. 冥王星がどのハウスにあるかも、合わせて見たほうがよいですか?

A. 生まれた時刻が分かるなら、ハウスで作り直す力が出やすい場面を絞れます。12のハウスがそれぞれ何を表すかは、ハウスとはの一覧で確かめてください。

まとめ|太陽と冥王星のアスペクトは、自分を深める道すじの目印

  • 太陽は生き方の軸、冥王星は根本から作り直す力を表す
  • 角度は誕生日と生まれ年でほぼ決まり、93.5%の日は時刻で変わらない
  • スクエアは、作り直すたびに自分らしさの輪郭がはっきりする角度
  • 合になる日は1年に約2.3日ずつ遅れ、同じ誕生日でも生まれ年で角度が変わる
  • 「やばい」「怖い」と言われる性質は、本気でやり切る力の言い換えで受け止められる

この記事で使った専門の言葉は、星座・占星術の用語集にそろっています。12星座の性格から読みたいときは、星座一覧が入口です。いま空の冥王星が進む水瓶座の時代は、冥王星水瓶座とはで読み解いています。

この記事は西洋占星術の一つの読み方です。性格や人生を断定するものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。

出典

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